歓喜の街カルカッタ 下 (河出文庫 ラ 1-2)

  • 河出書房新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309461045

感想・レビュー・書評

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  • 小説なのかノンフィクションなのか…でしたが、圧倒されました。
    今より少し前のカルカッタでしたが、上下巻とその中にいて、わたしには到底ここで生きていくことは出来ないと思わされます。こんな世界で生きている人がいて、そしてそれはもしかしたら今も続いているのかもしれない。
    生き馬の目を抜くような、次から次に試練が起こり、それでも乗り越えたり、ハザリのように途中で命を落としたり。苛酷。
    サイクロンの辛すぎる描写の後の、皆めっちゃ喜んでる理由が「核実験」というのもとても辛いです。
    この本を読む前と読んだ後では世界が違って見えています。この感覚を忘れずにいたいです。

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