宗教とアウトサイダー 下 (河出文庫 ウ 2-5 COLIN WILSON COLLECTION)

  • 河出書房新社
4.00
  • (3)
  • (4)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309461144

作品紹介・あらすじ

リルケやランボーといった文学者、シュペングラーやトインビーといった歴史家、さらにはベーメからヴィトゲンシュタイン、ホワイトヘッドに至るキリスト教神秘主義者の生涯のなかに、西洋文明の没落と、全く新しい宗教の可能性を探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実存主義者と宗教的恍惚体験の深いつながりを説くコリンウィルソンの筆致から強い確信が伝わる。
    ただ近代の偉大な作家、画家、哲学者、それらを同じ枠内に収め「アウトサイダー」とひとまとめにくくってしまう部分のモヤりはある。ヴィジョンや恍惚と言葉で表現するのは容易いが、実はその内実は多様かつ幅も広く、各個人の体験に基づいたものではあるから、極端な単純化には気をつけた方がいいかも。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

"コリン・ウィルソン
1931-2013
英国、レスター生まれ。
16歳で経済的事情により学校を離れ、
様々な仕事に就きながら執筆を続ける。
1956年、評論『アウトサイダー』を発表。
これが大きな反響を呼び、作家としての地位を確立。
主な著書に『殺人百科』(61)、『オカルト』(71)など。




"

「2019年 『必須の疑念』 で使われていた紹介文から引用しています。」

コリン・ウィルソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×