50代からは3年単位で生きなさい (KAWADE夢新書)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309504308

感想・レビュー・書評

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  • 明日死ぬかもしれないを意識して今を生きる
    私は無であり空である
    形なきいのち、見えないいのち
    自分の精神性を高めていく
    世代継承性の感覚(エリクソン)
    ときめかないものを捨てる(こんまり)
    承認と自尊の欲求を捨てる
    無条件の自己価値感の確立
    ふつう幻想から自分を解き放つ
    魂の濃密な時間
    深く根ざした不動の自分軸の確立
    スモールステップの原則:小さな目標設定
    人生前倒しの法則

  • 心に響くフレーズ
    ①ときめかない人間関係は捨てていく。
    ②「わかってほしい」という気持ちを捨てる。わかってもらえなくても、自分には価値がある。承認欲求を捨てる。
    ③ワクワクするものに忠実に生きる。

  • 参考になったし、とにかく実践したいと思った。

  • 特に無し。63歳で亡くなり方を思い、三年単位で生きろとはいかないでしょう!

  • タイトルだけで話の半分以上が理解できます。その他には50代からはいろいろあきらめるものを作りなさい。後回しにしないでやりたい事はすぐやりなさい。以上です。後はちょっと、、、、。

  • 心理学も宗教も特に勉強したことはないけれど、それらが混ざりあったスピリチュアルな内容に感じた。「今すぐやる」など共感できるところもあれば、???と思うところもあり面白かった。「謙虚と言う名の傲慢さ」はすごく良いと思った。

  • p28 人は年をとるにつれ体力、気力、記憶力、知能は衰えてくるけれども、精神は高みを目指す王になっていく。ユングはこれを下降しながらの上昇といいます

    p30 人生はほんの一瞬の魂の修学旅行

    p39 50代、60代で思い切って捨てるべきもの
    時間とエネルギーを奪う余計なコト、余計なモノ、余計な人間関係、見栄や世間体(承認と自尊の欲求)

    p50 見栄を張らずに、自分の弱い姿を正直にさらすのが、人間としてカッコイイ

    p51 50代、60代で減らすべきもの 完璧をもとめない、幸せのハードルを下げる、わかってほしい、認めてほしいと人にもとめない、ふつう思考をやめる、他人の期待に応えない 単独者で生きる 表層の時間から、深層のの時間へと退却する 二人よりも一人が幸せ パートナーのスマホをのぞき見したりして拘束するのをやめる 長期的な人生計画はやめる 過去への囚われや、未来への空想をいきるのをやめる

    ゲシュタルトの祈り
     私はわたしのことをして、あなたはあなたのことをする
     私はあなたの期待に応えるために、この世に生まれたのではない
     あなたは私の期待に応えるために、この世に生まれたのではない
     あなたはあなた、私は私。
     私には私の人生がある
     あなたにはあなたの人生がある。
     もし二人、心が通い合うことがあれば、それはそれで素晴らしいこと
     けれどももし、わかり合えないままであっても、それはそれで致し方ないこと

    アドラー心理学 すべての悩みは人間関係の悩みである
    60代は夫婦二人暮らしが一番ストレスが高い

    p122 断念の術を心得ることが人生後半の秘訣

    p172 いつしんでも悔いがないように日々をいきる
    いつかしたいと思っていたことは先延ばしにするのをやめて、前倒ししてどんどんおこなう
    余計なものはすべて捨てる

  • 人はみな、いつか死ぬ、多少の誤差はあれ、私達はみな「まもなく死ぬ」のです。そして、その時までに残された時間はもう多くはない。「あっという間に」死は訪れる。
    私は、自分の人生を生ききった、十分に自分の人生を生ききった、もう何の悔いもない、やり残したこともない!!
    これこそ、私の人生だ!この世に生まれてきて、本当にしたいこと、やるべきこと、なすべきことは全部やった、最高の人生だった!
    もし人生に、指名や天命というものがあるならば、私はそれをなし尽くした!
    「いつ死んでも、悔いがない」そう思えるような姿勢で、日々の瞬間瞬間を生ききっていきたい。
    たとえ3年後に死んだとしても、悔いが残らないように生きる。
    とりあえず、目の前の3年になすべきこと、やっておくことをリストアップ、やり残したことがないように、とりあえず、3年
    なんとなく100歳まで生きるつもりでのんべんだらりと生きていて、突然死を訪れたら「このままでは死ぬに死ねない」「まだまだすべきことが残っている、このままではあの世に行けない」と思いを残したまま、あの世に行くことになるかもしれない。とても成仏などできない。思い残しがあるから。
    人生最大の「保険」はこうした事態を避けること。
    「いつ死んでも悔いがないように生きること」
    「これは絶対にしたい」「どうしてもしておきたい」「やっておくべき」と思うことは、「いつか、そのうち」と先延ばしするのはやめて、前倒ししてどんどんやっていくこと。これが人生で最大の「リスク回避法」「人生後半を最高に充実させる方法」
    人生というものが一つの作品だとしたら、「自分の人生という作品」をいったいどんな作品として完成させたいのか。その「納期」が迫ってきている。
    「こんなはずじゃなかった」「俺の人生、こんなはずじゃなかった!}と断末魔の叫びをあげながら死ぬのは避けることが出来る。
    後悔を残したまま死ぬことがないようにするために、「思う存分やった。思いつくことは思う存分、全部やった、とりあえず思い残すことはない
    一瞬、一瞬を、本当に味わって、楽しんで生きる。一瞬、一瞬を心を込めて生きる。ときめいて生きる。
    人生というのは、「この世」にほんの短い間、修学旅行に来たようなもの、人生は「夢」であり「幻」のようなものだと言われる。
    自分が「死」に向かってい生きている、「無」「空」に向かって生きていると日々体感しながら生きること。
    「ときめかないと捨てる」
    余計な人間関係を捨てる。
    面倒な付き合いを避ける。
    捨てるできは、「承認と自尊の欲求」認めてほしい、かまってほしい、立ててほしい、大切にしてほしい、認めてほしい、と言う気持ちは、面倒くさい中高年になるか、さわやかに自分の人生を生きることが出来る人になるかの大きな分かれ目になる。
    見栄をはるのがカッコいいわけじゃない、見栄を張らずに、自分の弱い姿を正直にさらすのが、人間としてカッコいい、そういう姿を見せること。
    余計な人、余計なモノ、余計な人間関係、そしてなにより、見栄と世間体、承認と自尊の欲求、解約し、手放し、捨てていく。
    「しないようにしたほうがいいこと」をしないようにしたり、「しすぎないほうがいいこと」を、しすぎないようにすることが大切。体力、気力も衰えてくる、エネルギーも衰えてくる、なのに、減らすべきものは減らさないと、容量オーバーになって、壊れてしまいかねない。
    ・完璧を求めない。
    ・幸せのハードルを下げる。
    ・わかってほしい、認めてほしいと人に求めない。
    わかってもらえなくても、自分には価値がある、そう思えることが、大人で有ることの証し
    大切なのは、無条件の「自己価値感」の確立、自分には価値があるという感覚
    人から嫌われてもいい、嫌われても、私には私の人生があるのだ。
    本気で選び取った自分を生きること
    常に目的を持って、計画的、合理的に生きること、人生の幅はどんどん狭くなっていく。
    「いつかしたい」「そのうちしたい」と思ったことはどんどん前倒ししてやっていくこと。
    せっかく**したんだから・・・と言う考え方を持つ。
    死が突然訪れて、永遠にやりたいことが、出来なくなる可能性は、十分になる。死が訪れなくとしても、体力、気力衰えて、じゅうぶんに行動できなくなる事もる。
    健康やお金の話題ばかりしている人が、中身が空虚な人生を生きている人の特徴
    得てして無駄に終わるのが「資格」資格を取るだけで終わって満足しているのみ
    「ゲシュタルトの祈り」
    私は私のことをして、あんたはあなたのことをする。
    私はあなたの期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
    あなたは私の期待に応えるために、この世に生まれたのではない。
    あなたは、あなた、私は私
    私には私の人生がある。
    あなたにはあなたの人生がある。
    もし二人、心が通い合うことがあれば、それはそれで素晴らしいこと。
    けれどももぢ、わかり合えないままであっても、それはそれで致し方ないこと1
    いつかしたいと思っていること
    ずっとしたかったこと
    これだけはしておかないと後悔すると思うこと
    これをせずには、死ねないと思うこと

    これはもうしない、やめる、と決めたこと
    大切な誰かに、いつか伝えたい、と思っていること

    どうしても、しておきたいこと、せずには死ねないこと
    できれば、死ぬ前にやっておきたいこと
    欲張れば、死ぬ前にここまではやれればいいかなと思っていること

    それをせずには死ねないかどうか
    もしそれをせずに死んだらそれくらい後悔が残るか
    が切実さの優先順位

    「切実さ優先順位1〜3」

    計画は変更するためにあるくらいの気持ちでアバウトに計画を立てていく

    人生を変えていくのが上手な人は、「確実にできる小さな目標設定をすることがうまい人」
    最初から高い目標を掲げてしまう人は挫折続きで、無力感が強くなり、人生を変えるエネルギーを失ってしまう。
    人は、一日でも変わるもの
    大切なのはただ一つ、「心から満足して、悔いのない人生を生きていくこと」
    明日、死すべき者のように生きよ

  • 老後をいきいきと過ごすには、寝食を忘れて楽しめることを見つけることが大切とある。そして、それを見つけるには小さい頃、何が好きだったか、何になりたかったかがヒントになるとの事。
    そして、この本を読んだら、2週間のうちに何か新しいことを始めるのが大事。
    以上のことが印象に残った。

  • 50代半ば以降となれば、3年単位で目標をもって生きるということ、見栄や世間体、「承認と自尊の欲求」を捨てる、そのために「ゲシュタルトの祈り」を毎日行うことが重要。

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著者プロフィール

筑波大学人間学類卒業、同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本生徒指導学会理事。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を保有。テレビ、ラジオ出演多数。著書に『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点』(角川選書)、『フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある』(角川ソフィア文庫)、『はじめてのカウンセリング入門 上 カウンセリングとは何か』『下 ほんものの傾聴を学ぶ』(ともに誠心書房)、『思春期のこの育て方』(WAVE出版)、『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書)など多数。

「2022年 『プロカウンセラーが教える 1on1コミュニケーション入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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