河出世界文学全集 第7巻 白鯨

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309610573

感想・レビュー・書評

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  •  主人公がクィークェグと一夜と共にした///か所が面白く、吹き出しながら読んだ。
     なんでもござれで、鯨の生態や、白い動物に対する宗教観など多岐にわたる記述が面白い。
     鯨の生態では、この時期から海面から深海へ3000mも移動することが知られていたこと。他には深海には巨大なくコ:彡が生息していたこと。この時代にそんなことが知られていたとは!驚きでだ。
     物語の中なのに、著者の宣誓が入っているのが面白い。物語の中で、著者が宣誓するとは!苦笑するしかない。

     48章・最初の追跡はテンションが上がった!きたぞ!!鯨のプディング(たしか胃袋に肉を詰めて蒸した食べ物)どんな大きさだよ!

    読了後・・・
    めっちゃ長かった。でも名作と言われる理由は良くわかった。読む方も大変だけど、書いた方も大変だっただろうな~
    ・・・他の本の文字が大きすぎて泣けてきた。 

  • 三葛館一般 908||KA||7

    『白鯨』、メルヴィル作の世界の名著。
    題名だけは聞いたことがある人も多いのでは。
    読書の秋、「クジラ」に関する文学はいかが。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=27273

  • 白鯨 狂気に満ちている 人生で最大の衝撃

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著者プロフィール

1819年-1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった。

「2012年 『タイピー 南海の愛すべき食人族たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハーマン・メルヴィルの作品

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