ヘーゲル入門 (KAWADE道の手帖)

  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309740317

感想・レビュー・書評

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  • 8人のレクチャーと4人のエッセイで、ヘーゲルの哲学についての解説。ヘーゲルが難解であることが良くわかった。また、時間をかけて、読みたい。

  •  本書は、難解哲学の代表ともいわれるヘーゲルについて、わかりやすく解説しています。 現在少しずつ読んでいるところですが、加藤尚武氏の解説の中に、ドイツ観念論哲学はカント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルという順に一本の坂道を登っていったわけではない、ということが書かれていました。なかなか奥が深いものです。
     岡本裕一朗氏によれば、「精神現象学」は読むとたいていは途中で挫折するが、これは当然であるらしい。途中で挫折どころか、普通の人なら読む気にならないであろう。また、ヘーゲルが問題にしたのは、あくまで彼の生きた時代をいかに理解するかという点であるが、提起された問題が解決してしまったわけではなく、現代においてもなお意義があるそうだ。ヘーゲルについての勉強が足りないので、わかったようなわからないような気分である。

  • ロールズの「正義論」のトークイベントで、竹田青嗣さんがヘーゲルのことを話していて、相互承認とか、おもしろそうだと思ったので、ちょっと勉強。初めは何だか手応えのない感じだけど、二人目、三人目のレクチャーあたりで、輪郭ができてくる。

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