背教のファラオ: アクエンアテンの秘宝

  • 河出書房新社
3.13
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本棚登録 : 28
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309920061

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4作。
    う~ん、明らかにレベルダウンしてる。
    「モーツァルトの陰謀」が一番良かった。
    惰性に流されていた頃の007シリーズの様。
    味方と思っていた美女は実は敵だし、都合良く秘密の洞窟が見つかるし、思いつきで暗号は解けるし、悪役は思いっきり悪い奴だし。
    あまりのご都合主義的展開にあきれてしまいます。
    もう止めた方がいいのでは?

  • ツタンカーメンの父で背教のファラオと呼ばれた古代エジプトのアクエンアテン王にまつわる秘宝をめぐる冒険小説。
    本屋さんで平積になっていたのが目にとまり、初めての作家の本に手を出してみましたが、結果としては大ハズレでした。
    古代史の隠された謎に挑む歴史ミステリー的なものを期待したんですが、まるでハリウッドのB級アクション映画のノベライズ本のような内容で、ストーリー展開は安易かつご都合主義丸出しだし、登場人物達の行動原理にもいちいち違和感というかつっこみどころ満載。
    おまけに、同じ主人公によるシリーズ物の国内4作目であることが、読者の目につく表紙や裏表紙等に全く書かれておらず、版元の販売姿勢にも疑問を感じてしまいました。

  • スコット・マリアーニの歴史ミステリー、ベン・ホープ・シリーズの第四作。
    有名なツタンカーメンの父・アクエンアテン(アメンホテプ四世)は、名君か?破壊者か?
    テル・エル・アマルナへの遷都を強行し、一神教のアテン神信仰を強制しながら、全ての改革が一代限りで急に復したファラオにまつわる莫大な財宝が、テロリストたちの手に。
    戦いの宿命を受け入れ、フランスで危機対応センターを経営しているベン・ホープは、恩人からの依頼を受ける。
    恩人の息子で、殺された若きエジプト学者の仇を討つため、エジプトに渡った彼は、首尾良く任務を果たすものの、思わぬ敵に遭遇!?
    そして恩人のもとで出会った、悲劇の美女。
    誰が敵で、誰が味方か?
    そして大ドンデンのクライマックス!

    西洋が舞台のこのシリーズが、初めて舞台をエジプトに♪
    エジプト古代史の勉強になります(^O^)
    そして相変わらず、兵器の説明が詳しい!www

    ニン、トン♪

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著者プロフィール

英国スコットランド生まれ。ライター等様々な職業に就いた後本書の原型となる作品を発表。本書の主人公ベン・ホープのシリーズ作品を5作発表。

「2013年 『背教のファラオ アクエンアテンの秘宝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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