縄文土器の研究 普及版

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  • 学生社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784311304811

感想・レビュー・書評

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  • 先々月ぐらいから読みはじめてやっと読み終わりました。
    縄文時代の勉強をしたいなと思い読みました。
    小林達雄さんの本はちょくちょく読んだりしているのですが、専門書の類だけど読みやすいほうだと思います。
    そしてこの本も縄文土器の勉強をしようという人にとっては読みやすいほうだと思うしいい本だと思います。
    しかし、改訂版のためか、載ってない図の番号があったり(旧版にはあった8章のものだと思います)と少し雑な印象も受けました。
    もし買うなら改訂前のものをおすすめします。

    目次
    第1章 総論
     第1節 縄文土器 造形への論理と情念
     第2節 縄文土器を読む
    第2章 縄文土器起源論
     第1節 無文土器から縄文文化の確立まで
     第2節 縄文土器の起源
     第3節 日本列島における土器の登場 はじめにイメージありき
    第3章 形式・型式・様式論
     縄文土器の様式と型式と形式
    第4章 縄文土器編年論
     第1節 縄文土器の編年
     第2節 縄文土器の変遷
    第5章 縄文土器の器形・用途論
     縄文土器の器形と用途
    第6章 縄文土器生態論
     第1節 縄文土器の生態
     第2節 縄文世界における土器の廃棄について
    第7章 縄文土器文様論
     第1節 縄文土器の文様
     第2節 縄文美のこころ 施文原体のかたち
     第3節 文様の割りつけと数の観念

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著者プロフィール

1937年新潟県生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。博士(歴史学)。
東京都教育庁文化課、文化庁文化財調査官、國學院大學文学部助教授・教授を経て、
現在、國學院大學名誉教授、新潟県立歴史博物館名誉館長。縄文文化の総合的研究により浜田青陵賞を受賞。
主な著書に『縄文土器の研究』(小学館・学生社)、『縄文人の世界』(朝日選書)、
『縄文人の文化力』(新書館)、『縄文の思考』(ちくま新書)、『縄文人追跡』(ちくま文庫)、
編著に『縄文土器大観』(小学館)、『縄文ランドスケープ』(アム・プロモーション)、
『考古学ハンドブック』(新書館)、『総覧縄文土器』(アム・プロモーション)、『世界遺産縄文遺跡』(同成社)、
共著に『世界史の中の縄文』(新書館)ほか多数。

「2012年 『縄文土器を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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