- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313813021
作品紹介・あらすじ
15の不幸、15の希望。都会の雑踏から拾い上げた、ノンフィクション・コラム。アメリカン・コラム・テイストで綴る、都会の15の物語。
感想・レビュー・書評
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ちょっと心に留まるようなエピソードを集めた本。ときどき、そんな思いにさせられるあのフレーズがタイトルになっているのにひかれて読んでみた。みんな大変なのに何とかかんとか生きているんだなあと思いつつ、自分はこれほど大変じゃないとか気の毒じゃないとか思ってしまいそう……。そんな思いで元気になったり頑張ろうとか思っちゃうのってよくないと思うんだけど、そう思ってしまいそう。
「友がみな~」というのは知ってのとおり石川啄木の詩歌だけど、「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て妻としたしむ」っていうことを初めて知った。なーんだ、仲のいい妻がいるんなら、友がえらくなったってどってことないじゃん!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一人で生きている人たちの物語。さびしくはあり、でも一人を望む気持ちもあり。
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同情、優越感、安心、不安、焦燥、自己嫌悪。
正直、これを読んで自分は何を感じるべきなのか、著者はなにを感じてほしいのか、わからなくて悩んみました。
でも、きっとこう感じてほしいという狙いはないんでしょうね。
あくまでも「こんな人がいる」というドキュメンタリーであって、感じることは人によって違って当然なのだと思います。
ただ、こういう本は苦手だな、と思いました。
自分自身、他人に踏み込んでいくことが苦手だからでしょうね。 -
あおさん
「人は自分でつちかってきたやり方によってのみ、困難な時の自分を支えることができる。」
資料ID:W0094806
請求記号:916||U 36
配架場所:1F電動書架C -
3.7
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暗い本だな~と思いながら読んでるうちに
引き込まれて、一気に読んだ
不思議な魅力がある
ただ、この本を読んでも
「我よりえらく見える日」を癒してはくれない
4.4点 -
新聞に紹介されていた。読んで少しせつなくなった。