- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314008037
作品紹介・あらすじ
1977年の開館以来、パリのジョルジュ・ポンピドゥー・センターは、多領域にわたる斬新な展示、市民向けのプログラムなど、革新的な活動を展開してきた。コンセプトは、「開かれた美術館」。ラディカルな展示を成功させたのは、芸術と社会をむすぶユートピアの夢に燃えた学芸員(キュレーター)たちだった。著者は、パリで専門教育を受け、日本人としてはただ一人、開館直後からポンピドゥー・センターの一員となり、さまざまな展覧会に関わった。本書は、著者自身が現場にあって経験した、ポンピドゥー・センターの活動の軌跡とその舞台裏をいきいきと紹介する、初めての内部からの報告である。
感想・レビュー・書評
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兵庫県立美術館に行ってきました
今回の企画展は
「フルーツ・オブ・パッション
ポンピドゥー・センター・
コレクション展」です
フランスの現代美術ってところかな
インスタレーションが
やっぱり面白かったです
空間を感じられるっていうのがいいです
それは、大音響の花火であったり
谷間に響き渡るチェロの音色
優しいBGMに
夢のように影が動いていくスクリーン
広いへやに映し出される水の動き
作品で言うと
ジャナイナ・チェッペ「血液、海」
ツェ・スーメイ「エコー」
現代美術は、難解っていう感じですが
”癒し”もあることを伝えたいです
今回の企画展は
館長の蓑さんのおかげかな
ありがとうございます詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学芸員の勉強のためにフランス留学を考えていた私はこの本にフランスの学芸員の事情が書かれていることを知ったことがこの本を読むきっかけでした。正直、この手の本は全く期待はしていませんでした。どうせつまらない文章がダラダラ続いているものだと勝手に想像していました。
しかし、この本は違いました。フランスのグラン・ゼコール(高等教育機関)での想像を絶するスパルタ制度の話ももちろん、展覧会の企画や学芸員たちの苦悩と喜びに至るまで幅広く描かれていました。何よりこの本は筆者の芸術への愛情と冷静な目線が詰まった一冊。本自体は少々古いものはありますが、美術を知る人はよりその知識を更に深めることもできますし、美術をあまり知らない方は美術の魅力に気付くことが出来ることでしょう。 -
OPAC→ http://libopac.josai.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=4000004539
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