パリの女

  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314010658

作品紹介・あらすじ

女学生、市場のご婦人、お針子さん、バレリーナ、女優…1950年代のパリに生きた女たちの躍動。

感想・レビュー・書評

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  • 初版は1959年4月15日、
    2刷りが2010年!

    訳は朝吹登水子さん、フォントも当時のままみたい。
    文章と写真で構成された、50年代のパリの女達。

    ジュリエットグレコに若かりしアヌーク・エメ、
    踊り子から女門番。

    パリに対する憧憬はさすがに過去のものになったと思いきや。
    写真がまたすごく良いのよー。シックとは何か!全ての女は美しい。

    『「パリの女」であって「パリジエンヌ」ではないのだ。
    これはけっして同じことではない。パリジエンヌは一つの伝説であり、
    一つの概念であり、一つのエサンスであったのだ。
    パリの女の存在はさまざまであり、ピトレスクで個人的だ』

  • 「パリの女は自分が重要だということを知っている。優秀な男性は、彼女を完成させるために努力を払う。そして、ほとんど必ずといっていいくらい、それに成功するのだ。……『パリは女の都である。なぜなら、女のための男がいる都だから…』もっと正確に言えば、パリという都は、女を理解しようとする男たちのいる都であり、理解される価値を持った女たちがいる都なのだ。」(p.9)

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