情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論

  • 紀伊國屋書店
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (620ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314011693

感想・レビュー・書評

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  • 読了
    2019年で一番面白いと感じた本

  • かなりボリュームあるが面白い。

  • 内容は興味深いが、私の読解力が悪いのだろう、読みづらく感じなかなか理解しづらい。

  • レビューはブログにて
    https://ameblo.jp/w92-3/entry-12582116269.html

  • 私はこれまで心理学関連の一般書を読んできたが、大体の書籍では本書における古典的情動理論に則った教えを教授されてきた。
    これらの教えをベースに読み始めた本書にはかなりの衝撃を覚えた事は言うまでもない。
    衝撃というよりも混乱が正しかったかもしれないが、本書の主張である構成主義的情動理論の神経学、生理学的な考えを含んだ考え方を徐々に納得させられていった。
    反応により情動を感じるのではなく、脳機能として情動を生成する考え方は、読み終わったいまでは正当性があるように感じる。

    日本では民間カウンセラー資格などは古典的情動理論をベースとした学びが多いことからも、心理を扱う仕事に携わる方はこの考え方の知識を学んでおかないと現代科学をベースとした知見の広がりを妨げかねないだけでなく、当人も後悔するだろうと感じた。
    故に、ページの多さに臆せず読んでほしいおすすめの一冊だ。

    私自信はまだ理解が足りないので、別の書籍などを読むだけでなく、再度本書を読み直すなどして知識の定着及び理解の深度を上げていきたいと思う。

  • 毎日新聞2019121掲載 評者: 養老孟司(解剖学者)
    日経新聞2019127掲載 評者: 渡辺正峰(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻システムデザイン学講座准教授,認知神経科学)
    毎日新聞20191215掲載 評者: 養老孟司(解剖学者)
    毎日新聞2022115掲載 評者: 養老孟司(解剖学者)

  • 積ん読

  • 感情は脳で作られる。
    その際には感情的現実主義、自分が信じているものを実際に経験するという現象が影響している。
    概念を作ることは不可避。その概念に対して感情を持つ。

    社会的現実に関するもの。

  • 9月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?amode=2&kywd=4311474870

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著者プロフィール

【著者】リサ・フェルドマン・バレット(Lisa Feldman Barrett)  
米・ノースイースタン大学心理学部特別教授、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院研究員。心理学と神経科学の両面から情動を研究しており、その成果は米国議会やFBI、米国立がん研究所などでも活用されている。2007 年に米国立衛生研究所の所長パイオニア・アワード、2018 年に米国芸術科学アカデミー選出、2019 年には神経科学部門のグッゲンハイム・フェローなど、受賞歴多数。

「2021年 『バレット博士の脳科学教室 7 1/2章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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