別冊 楽しみながら身につく 論理的思考 (ニュートン別冊)
- ニュートンプレス (2021年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784315524932
作品紹介・あらすじ
「論理的に説明してほしい」「論理的に考えてください」など言われたことはありませんか? 近年,ロジカルシンキング(論理的思考)がビジネスマンを中心に注目を集めています。実はそのロジカルシンキングの元になっているのが「論理学」という学問です。論理学の歴史は古く,古代ギリシャ時代には,その体系が完成したといわれています。私たちが日常的に使っている言語は,便利であるがゆえに,伝えるべき情報が省略されていたり,主張すべき情報が曖昧であったりすることがあります。こうした言語が持っている曖昧さを正しながら,本書では,豊富な事例をもとに,正しい論理的思考とは何かをわかりやすく解説した一冊です。実際の議論の場面で活用できる具体的な方法も紹介しています。ぜひご覧ください!
感想・レビュー・書評
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ロジカルシンキングを身につけたいと思い拝読。
結論から言えば、巷のロジカルシンキングとは違って、論理学を分かりやすく説明したもの。
それゆえに、個人的にはすごく好み。
始めにテクニックとか、ノウハウではなく、根本的な部分を体系的に学ぶことで知識は身につくものだと思う。
そう言った意味で、この本はすごくよかった。読みやすいし、コラムも面白い。
ニュートンはいいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
興味深い内容ばかりだったからこそ、この別冊で、足りない文字数で、安易にそれらに触れてしまったのは勿体なかった。
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「論理的に話す」という言葉に軽い強迫観念を覚えるくらい、現代の社会人には必要なスキルだとされているのではないか。
本書の話は、そういった背景を踏まえている。
論理的であるとは、概していうと、思考の筋道を整理して、明らかにすることらしい。
命題やら論法やらは、ややこしく、とっつきにくい感じがしたが、パラドックスなど論理の落とし穴の例は読んでいて楽しめた。
また、私たちの普段の会話の中でも、自然と論法が用いられていて、最後のコラムの「議論で使える論理」は丁度読者が知りたいところだと思う。
今後は、論点がすり替わっていないかや、話の前提がそもそも正しいかに注意するようにしたい。 -