伊豆の踊り子: ほか (読んでおきたい日本の名作)

著者 :
  • 教育出版
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本棚登録 : 180
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784316800417

作品紹介・あらすじ

あの名作がこんなに読みやすくなりました。大きな文字、やさしい表記、親切な脚注。

感想・レビュー・書評

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  • 美しいし瑞々しい…。
    さらに無駄が無い文章で、本当に見事だなと思いました。
    自分も主人公と年齢は違わないのに、その若々しさに涙が出そうになった笑

  • 実際には、ポプラ社文庫で読みました。
    小学生には難しかったです。
    今なら楽しめるかもしれないです。

  • 2013.4.25読了。

    週末に伊豆旅行するため、読んでみた。
    これ読んだのいつだったかなぁ。こんな話だったっけな。だから大人になって読み返すのって面白い。

  • こんな話だったか。はじめて読んだ。とても読みやすい。

  • そして、恋はおわりぬ。

    この人の文章は綺麗で、時たま心に染み込んでくる。

  • 20歳の主人公は憂鬱に耐えきらなく伊豆に旅立つ。道中、芸者の一段絽出会い、付いていく。そこで美しい生娘の踊り子、薫に出会う。薫は外見上、大人びているが、実はまだ14歳で様々な場面であどけない表情を見せる。主人公はそんな薫に恋をするが、やがて別れの時がやってくる。
    やっぱこれ好き。
    2008年のクリスマス以来、人生通算5回目読んだ。日本語ってすごい!!心の機微っていうか繊細な部分をここまで表現できる言語なんて。ノーベル文学賞を選定する側がちゃんと日本語、つまり原語で、読んでくれればもっと受賞者増えるよなー。改めて日本語の魅力を感じた。主人公とやっと同い年になったのか。
    この本の持つ心の清浄力は異常だと思う。

  • 意外とサッと読める。

  • 「子供なんだ。私達を見つけた喜びで真裸のまま日の光のなかに飛び出し、爪先で背一ぱいに伸び上がる程に子供なんだ。私は朗らかな喜びでことことと笑い続けた。頭が拭われたように澄んで来た。微笑がいつまでもとまらなかった。」

  • とても日本語が美しいと聞いていた川端康成。その表現方法といい、本当に優しく儚げで美しい。十代の頃に読んでいたかったと思う。

  • 淡々とした文章の中に色んなことが詰まってる作品。読解力をもっとつけてからまた読みたい。

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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