これから学会発表する若者のために -ポスターと口頭のプレゼン技術-

著者 :
  • 共立出版
3.75
  • (7)
  • (9)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 127
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320005792

作品紹介・あらすじ

「学会発表」における挑み方を懇切丁寧に解説

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大学院の新入生におすすめの本です。これからは何度も学会に足を運び、自分の研究成果をプレゼンテーションすることになります。本書は、プレゼン資料の作り方からプレゼン方法までが分かりやすくまとまっています。学会発表が終わったら、次は論文執筆です。論文執筆には姉妹書の『これから論文を書く若者のために』がおすすめです。
    (材料系材料コース D1)

  • 2013年11月~ 企画コーナーにて展示中

    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000707272

  • これから学会での発表スライド作成を目指している人たちへの文章作成のノウハウ(またはやってはいけないことなど)の指南書。心構えが載っているのでこれは参考になると思う。本書に書かれた内容が、一般的な講演資料の作り方、進め方であるのだろう。

  • 【配置場所】工大一般図書【請求記号】002.7||S【
    資料ID】10804048

  • 確認先:目黒区立中目黒駅前図書館

    発表のハウツー本と見るべきなのだろうが、細々としたことへのツッコミ本としてみることもできる若干痛い一冊。ハウツー本特有の欠陥構造が目に見える形で反映されているとでも言うべきか。

    確かに学会発表や口頭発表において、評者を含めそれぞれのディシプリンの世界に漂う「阿吽の呼吸」とでも言うべき暗黙のルールを意識して、なおかつそれに添った形で質疑応答しなくてはならないというプレッシャーに襲われるのは実際ある。しかしこれまでの研究職必勝本(んなもんあるのか?)ではこの部分が欠落しており、指導教員(本書は指導教官と記しているが、私学では指導教員というのが一般的)の見よう見真似にならざるを得ず、結果として本番で失敗してしまうケースも散見される。
    本書はそうした状況に一石を投じる機能を果たしている。「自分の研究を他者に発表するというのはどういうことか」という多くのビギナー(無論評者も含まれる)が漠然と抱く素朴な疑問に「ボクのフォーマット」を押し付けることなく、適切な作業仮説を構築しながら、ビギナーの問いに答えていく。

    そうした大きなグランドデザインとしての有用性は認められるのだがいかんせん誤字脱字の多さと、参考データとして提示しているホームページサイトに必ず提示しなくてはならないタイムスタンプが抜けている(著者のいるディシプリンではどのように取り扱われるかは知らないし知る気もないが、少なくともsociologyの世界ではタイムスタンプはお作法として徹底している)といった文字通り細々とした欠落箇所をいちいち心の中で指摘しながら閲覧するので、途中でぐったりしてくるのだ。 もしアップデート版を作成するのであるならばこのような「ぐったり」を生み出したりしないよう校正担当の文章校正能力の向上を祈るしかあるまい。

  • 三葛館一般 002.7||SA

    学会とは、学会発表とは何かという大前提から解説し、実際にはじめて学会発表をしようとする方には必須の内容が、具体的に、丁寧に書かれています。学会発表の技術的な内容はもちろん、「学会が終わった後にすべきこと」は、あたりまえのようで見落とされがちな、発表後の研究や論文作成に必ず役立つ内容が敢えて書かれています。院生の方には、中間発表にも役立つおススメの1冊です。
    『これから論文を書く若者のために』816.5||SA とともにおすすめします。

    和医大図書館ではココ→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=52779

  • 「これから論文を書く若者のために」の学会発表 Ver.
    内容的には被ってるところもあるが、発表のやり方、スライドのつくりかた、ポスターのつくりかたが説明されている。
    タイトルのとおり、本当に「これから学会発表をする若者」がターゲットかな。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:002.7||S
    資料ID:50800757

    本の題名は「学会発表」となっていますが、広く一般的に発表(プレゼンテーション)を洗練させるために役立つと思います。「薬剤師になるために」・卒業研究に!(公衆衛生学研究室 坂崎先生)

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東北大学大学院生命科学研究科助教授。
理学博士。
1960年 熊本県生まれ。
1989年 東京大学大学院理学研究科植物学専門課程博士課程終了。
日本学術振興会特別研究員。農林水産庄草地試験場研究員を経て現職。
専門 進化生態学

主著
『これから論文を書く若者のために』(共立出版、2002)、『生き物の進化ゲーム―進化生態学最前線:生物の不思議を解く』(共著、共立出版、1999)、『数理生態学』(分担執筆、共立出版、1997)、『多様性の生物学3 植物の種』(分担執筆、東京大学出版会、2000)、『水生生物の卵サイズ―生活史変異・種分化の生物学』(分担執筆、海遊舎、2001)

「2002年 『植物のかたち その適応的意義を探る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井聡樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×