- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320026926
作品紹介・あらすじ
本書は,アメリカの標準規格として1988年末に提出されたC言語のANSI規格にもとづいて第1版を全面的に書き直した新版である。ごく常識的に言えば,C言語はリッチー博士がベル研で1973年に開発して以来,多くのプログラマに使われているから,その仕様変更はちょっと不可能ということになるが,アメリカはあえて,そのCの仕様変更・機能拡張をやってのけた。これでCが近代的なプログラミング言語としてよみがえったのだからすばらしい。
本書の付録Cの要約でもわかる通り,ANSI規格による変更(機能拡張)はそう大幅なものではないが,重要な改良点を多く含んでいる。Cによるプログラミングは,これまで自由度がありすぎて危険だとよくいわれてきたが,ANSIによって改良された結果,Cによるプログラミングの安全性は大いに向上した。これでCの寿命は一段と長くなり,Cは今後ますます広く使われることになるであろう。
感想・レビュー・書評
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C言語教本のベストセラー。文句をつけようがない。
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C言語を深く理解するために有用な名著。
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なにはともあれ。持っているでしょ。
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いわゆるK&R。学部一年のとき、プログラミングの教科書として採用されていたのでしぶしぶ買ったのを覚えている。人生で初めて買ったプログラミングの本であった。
それで、この本を読んでC言語を勉強するのだが、これが難しいのだ、凡人には(笑) そこで、「独習C」なるより平易な本を併読し、せっせとK&Rのサンプルコードを書き写し、実行していたことを覚えている。
ただ、難しくてよく分からなかったというのは最初のうちだけで、努力の末一通り読破したあと、再度読み返してみると、これが非常に分かりやすく、かつ面白くて驚いた。という意味では、良い本だった。
ただ、C言語の最初の一冊、にはどうかと思いますね…(笑) -
残念ながら随分と昔の話なので、既にこの本は手元には有りません。
しかしまぁ、随分と読みました…UNIXで仕事する上で、ひと通り理解しておかないといけない書籍なので…すり切れるほど読みました。
今は、この本が難しい、しかし読んでおかないとダメなんだよなぁ、と言う事で、この本を読む解説本があるほどの名著です。
共著者のお一人、デニス・リッチー氏は2011年10月12日に、亡くなられていた事が確認されました。UNIX、C言語の父として、現代のコンピューティングの基礎を築いた偉大なエンジニアでした。
謹んでお悔やみ申し上げます。 -
表紙の色が違うが、多分これなのだろう
バイブルと言うか原点の一冊 -
C言語のバイブル。小手先のテクニックを憶える前に読むべし。
記載されている演習問題がすべて解けるようになれば、C言語初級卒業です。 -
C言語のバイブルとして一家に一冊常備すべし笑
読んだのは学生の頃だけど、もう何年も開いてないなぁ。