数理生物学入門―生物社会のダイナミックスを探る

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  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320054851

作品紹介・あらすじ

本書は、生物学とその周辺分野を学ぶ人たちのために、具体的な例を通して数学的概念と技法を紹介し、数学モデルを用いて生命現象をとらえることのおもしろさと、こういったモデルを理解し解析するテクニックの基礎を提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 数理生物学の第一人者によるさまざまな分野の紹介で,あらゆるモデリングの手法が示されている。今でこそ色々と教科書はあるが,本分野の黎明期を知る上では読んで損はないと思う。

  • 4095円購入2002-12-27

  • 生物学に限らず、ある現象を数学的にモデリングし解析する手法を学びたい人にとっては役立つと思います。種の分布を拡散方程式で表したり、繁殖・絶滅の条件を探ったり…面白い。

  • 10月新着

  • おもしろかった!
    経済学で使われるゲームとの違い、文化進化あたりが特に良かった!
    人間は単純な適応目的で測れないから生物のモデルをそのまま使うのが難しいのか。。もちろん一部使えるところはあってそれは緊急時とか生存に関わるような選択の場合かな。
    文化や流行の伝播が病気の拡散と似ているというのもおもしろかった。
    Cavalli-Sforza and Feldman 1981

  • かなり昔の本だが、再刊されている。この分野では有名な代表的教科書。多くの事例が、非常に広い範囲にわたり解説されていて、これ1冊でほぼ全体をカバー出来る。主に力学系、ゲーム理論で記述出来る対象を扱っている。
    ダイナミックな観点から生物現象に迫る立場をとった本とも言える。もっとも、それが数理生物学の主流であるのも事実である。

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