決済から金融を考える (KINZAIバリュー叢書)

著者 :
  • きんざい
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784322126747

作品紹介・あらすじ

決済サービスの高度化のために銀行、中銀、政府が果たす役割とは。経済活動のグローバル化、ICT利用のユビキタス化が進展するなか、銀行とその主要顧客である企業の競争力を確保するためには決済サービスの高度化が不可欠。利用者の潜在ニーズを掘り起こし、それに応えていくためのヒントを示す。

感想・レビュー・書評

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  • なんだか教科書みたいな書きぶりの本だが、わりと面白く読んだ。

    通貨とか決済とか、ふだんは空気のように当たり前におもって生活しているが、こうして改めて解説されると、ことはそう単純でないとわかる。たとえば、預金はどの銀行の預金でも1円は1円で同じ価値だからこそ決済に使える。そのためには銀行の健全性を制度で担保しなければいけない、など。経済ニュースとか、その基礎にある大前提をスルーして読んでしまっていることが多いのかも。

    日本の銀行における教条的なリスク回避姿勢を批判する記述もめだった。わかる気がする。銀行に限った話でもないだろう。

  • 最後の暗号通貨のところは良かったです、それ以外は真新しさもなく、普通でした。

  • 東2法経図・開架 338.5A/Ki46k//K

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著者プロフィール

1954年生まれ。アフラック・シニアアドバイザー

「2016年 『成長戦略論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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