ハートボイス: いつか翔べる日 (ときめき文学館 3)

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 225
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323025223

作品紹介・あらすじ

ずっと、ずっと、ハートボイスを送っていた…。小学校一年生のとき、不登校になってしまったぼく。でもぼくのまわりには、もっと深いやみを、心にかかえている人たちがいた。いじめになやむ弘子、差別に苦しむ金、受験のために、自分を失いかけている岡崎。ぼくには、みんなの心の声が聞こえてきていた…。教育カウンセラーの著者がおくる、いじめ、差別…さまざまな問題を乗りこえて成長していく少年の愛・友情・感動の物語。小学校5・6年生から。

感想・レビュー・書評

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  • 心がポカポカ。

  • 小学生の頃に好きだった本。
    『ハッピーバースデー』から青木和雄さんの本を読み始めたのですが,これが一番好きだったなぁ。

  • 心の支え。

  • 自分が小学生だった時にも読んで、それから約10年くらい??やっぱり当時と見る視点が違って、立ちあがろうとする子どもをとりまく大人に目が行った。
    人権週間に合わせて目を通したものの中の1冊。子どもの権利条約が出てきたり、「人として…」という文言が何度も出てくること、主人公たちが小学校の高学年~中学生であることから、小学校の高学年の子が分かりやすく、また身近に人権を考える材料になるかな、と思った。

    子どもの時に辛かった気持ちや記憶は大人になると、忙しさや何かに紛れて忘れてしまいがちだろう。でも、それを忘れてしまうと、子どもの辛さを分かってやれなかったり、大人の都合で子どもを追いこんでしまったりするんだろうと思う。「大人」の目線でなく、「人間として…」を念頭に置いて考えながら読みたい本。

  • 昔読んだ本の再読。ハッピーバースデーと同じ作者だったから、読み漁ってたなぁ…と懐かしくて借りた。あの頃と違う感想を持つんだろな〜。

  • 初読は小2。個人的に非常に思い入れのある本です。

  • 2001.5.7
    校長先生いい人!校長先生の話、すごく泣けた。最後はハッピーエンドですごくよかった。作者はすごい人だ!いい本だ!

  • 青木さんのシリーズの中では、一番最初の作品。
    最初はバリアーを強く張り巡らしていた純生が、どんどん色々なことを学んでいく。その過程にあるエピソードや心の動き、そういったものがとても眩しい。
    最後にたくさんの人達が自分の翼を手にする。私にもあるだろうか?私だけの翼は。

  • ハッピーバースデーを借りた勢いで、ハートボイスも借りてみました。
    主人公の純生は、小1の時に担任の心ない指導により不登校に。
    受験だけを目標に生きてきた純生のココロの声は、母にも担任にも届かず…

    その後のエピソードはかなり盛りだくさんです。
    純生が心を取り戻す…っていうのかな、
    苦しむ人たちの心の叫び=ハートボイスをキャッチできるようになり
    たくさんの出会いや経験を積んでいくのですが、
    そこがまた感動で泣けてしまいます。


    ただ、この本もお母さんが子供のことを理解していない、
    先生も子供を理解していない、という設定なのが
    子を持つ母としてさみしい限り…
    こんな本ばっかり読んで、かえって大人を信じられなくならないかしら、と
    少々不安になり、この本はおにいにとりたててすすめませんでした。

  • 主人公の男の子の成長が手に取るようにわかります!!
    いじめや偏見について考えさせられる1冊です!!

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