うさぎのユック

著者 : 絵門ゆう子

• 金の星社 (2005年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ＢＯＡＹＡさんの感想 · 2020年2月21日]

友人が子供達へ寝かしつけの読み聞かせで、図らずも泣いた絵本、とオススメされて図書館で借りた一冊。うさぎの5人兄弟の最年長がユック、彼とその兄弟がお母さんのお腹の中にいる時からのお話し。耳に星マークのついたユックは、神様からゆっくりのユックと命名された5人のリーダー。リーダーとしてしっかりしなきゃと使命感から、窮屈なお母さんのお腹の中で弟妹たちに押しつぶされていても、我慢強く育っていた。冒頭のこのシーンから、胸騒ぎがして、、、出産シーンでもはや涙声となり読めなくなってしまった。ちょっぴり長いストーリーだけど、絵本などとあなどらず親子で読みたい良作。

[となみとしょかんさんの感想 · 2017年2月22日]

ユックといううさぎだけが、みみにほしがついていたから、ふしぎだなとおもいました。

[soutaujiさんの感想 · 2010年11月14日]

自分が持っていた絵本をそのままそうた氏へ。

癌で亡くなられた絵門ゆう子さん作の絵本。
「希望の光をひたすらみつめ、やわらかく強く生きよう」という思いをこめた作品だそうです。

絵柄がとにかく美しく、内容も素晴らしいです。

そうた氏が、７歳くらいになったら読んで聞かせたいです。