- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323070599
感想・レビュー・書評
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主人公のユックがお母さんのおなかにいるときからのお話です。障害との闘い。兄弟で知恵や勇気を振り絞っての生死をかけた自然界の戦い。命の大切さを何となく分かってくれるだけでもいい。そんな優しい絵のタッチの絵本です。
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友人が子供達へ寝かしつけの読み聞かせで、図らずも泣いた絵本、とオススメされて図書館で借りた一冊。うさぎの5人兄弟の最年長がユック、彼とその兄弟がお母さんのお腹の中にいる時からのお話し。耳に星マークのついたユックは、神様からゆっくりのユックと命名された5人のリーダー。リーダーとしてしっかりしなきゃと使命感から、窮屈なお母さんのお腹の中で弟妹たちに押しつぶされていても、我慢強く育っていた。冒頭のこのシーンから、胸騒ぎがして、、、出産シーンでもはや涙声となり読めなくなってしまった。ちょっぴり長いストーリーだけど、絵本などとあなどらず親子で読みたい良作。
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ユックといううさぎだけが、みみにほしがついていたから、ふしぎだなとおもいました。
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2011年1月2日
題字/三門健一郎
カバーデザイン/DOMDOM -
自分が持っていた絵本をそのままそうた氏へ。
癌で亡くなられた絵門ゆう子さん作の絵本。
「希望の光をひたすらみつめ、やわらかく強く生きよう」という思いをこめた作品だそうです。
絵柄がとにかく美しく、内容も素晴らしいです。
そうた氏が、7歳くらいになったら読んで聞かせたいです。 -
2006/10/3さのさん
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この絵本は5匹のうさぎを通して命の尊さ、相手を思いやり助けることを教えています。
そしてたとえ病気をしていても希望を持って自分のできる範囲で精一杯生きる姿を伝えています。
加えて絵本だからと漢字をひらがなにせず、ルビをふるだけにしています。と言うのは大人と子供、一般書と児童書というバリアを外して共に心温まるつながりを創り出してもらいたいという絵門さんの願いからです。
いろんな出会いや経験を重ねて人生を前向きに考えることができる…そんな一冊だと思います。