虚構世界の存在論

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326153053

作品紹介・あらすじ

贋作の価値とはなにか。タイムトラベルの時間線はどこへ行きつくのか。可能世界論の枠組に依り、虚構にまつわるもろもろのテーマを体系化する。

感想・レビュー・書評

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  • 文学理論.芸術作品の存在論に指示の理論はどのように適用されるか?虚構世界とはどのように理解されるか?これを考えるために,言語説,状況説,集合説といった現実定位型存在論(外延主義)と虚構世界定位型一世界説(現象主義)を考え,著者は現象主義を支持する.第二~三章で虚構世界の不完全性(不確定性)と矛盾性とについて考えており,外延主義と現象主義の二つの相違はここに現れる.第四章では諸説紹介.著者は直観を重視している.

  • フィクションの分析を通して、言語哲学、分析哲学を学ぶことができる。

  • ももちは私にとって何なのか知りたかったのです。

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著者プロフィール

中央大学教授

「2022年 『マーケティング戦略〔第6版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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