- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326653386
作品紹介・あらすじ
80年代がファッションによる私探しの時代ならば、90年代以降は化粧による「私遊び」の時代である。…日替わりでさまざまな「私」になり、いくつものキャラになりきることで、「私」を着替え、「私」で遊ぶことが求められている。化粧はそのための最適な手段なのである。モノで私を表現する時代から、モノのように「私」を遊ぶ時代へ。本書では「私遊び」としての化粧を通して、まさに着せ替え人形のように今を生きる「私」の姿を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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とても共感できる内容でした(=´∀`)
内容も難しくなく分かりやすかったです
時代の移り変わりとユニクロブームの理由あたりが特に面白かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コスメフリークの生態が学術的な観点から分析されていて興味深いです。
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00158617 -
1319夜
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アラフォー世代におすすめ。ファッション・化粧などの流行の分析が面白い!自分の生きてきた年月と、その時、流行っていたもの、その背景とかを懐かしさとともに振り返れます。そして私がオバサン化した現在、若者の間では、こんなものが、こんな風に流行ってるんだな〜。
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化粧品業界をかじってみたくて読んだ。
最初から最後まで、時代の言葉を並べたコピー&ペースト感が否めなかった。「ビューテリジェンス」本当にそれだけ? -
かつて化粧はナチュラルをめざしていたはずだし、女性にとって化粧は大人への一つのステップであったのに、いつのまにか高校生はおろか小学生までがその仲間になったのはなぜか。おじさんにはとても気になる。しかも、昔はファンデーションと口紅がポイントだったはずなのに、いつのまにか女性たちは目のメイクに命をかけるようになった。これも不思議だ。また、最近はリカちゃん人形やバーディがうれなくなってきているらしい。本書はこうした謎を解き、一億総化粧化の時代を歴史的に位置づけようとする野心作である。米澤さんには『電車の中で化粧する女たち』(ベスト新書)がある。本書はその親版ともいえるもの。