ヴェニスの商人 (対訳・注解研究社シェイクスピア選集)

  • 研究社
3.60
  • (1)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327180034

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は、ユダヤ人差別、ユダヤの金融資本、について考えるのに役立った。
    キリスト教とユダヤ教の、根深い対立。

  • イタリア、ベネチアなどを舞台とした作品です。

  • 最初に映画を見た影響もあって、
    どうもシャーロック寄りな見方をしてしまう。

    まあ、これを読んで主人公側のユダヤ人差別に
    憤りを感じられたということは、いいことだと思う。
    人類の進歩だ。

  • この作品大好き

  • 戯曲のセリフばかりというのに、慣れないせいか、イマイチ感情移入しずらいんですよねー。
    前半は、しばしば眠りに落ちちゃって、ストーリーもあんまり覚えてないんだけど、一行がアントーニオを救いに行ったあたりから面白くなってきた。
    シェークスピアってやっぱり天才なんだね。
    鮮やかなストーリー運びに、溢れんばかりの詩情、どちらも素晴らしくて、なんだか泣けてきちゃった。

    ポーシャが法学師に化けて、アントーニオを救うだけでも面白いのに(アントーニオを絶体絶命に追い詰めておいて、さらりと救っちゃうところなんて特に)、わざわざ夫たちから指輪を取りあげて、家に帰ったらラブロマンスな詩のうたい合いをさせちゃう。
    冒険のワクワクも、恋愛の高まりも美しく表現する。本当にすごいよね。
    それに、詩の美しさと言ったら!!

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

「2019年 『ヘンリー五世 シェイクスピア全集30巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シェイクスピアの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×