第10巻 オセロー (研究社 シェイクスピア・コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327180300

感想・レビュー・書評

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  • 私が読むシェイクスピア7作品目、16冊目。

    この研究社のシリーズと、汐文社の児童書のシリーズの各10作は丁度同じ10作品を扱っている。
    研究社のシリーズの『宴の夜』がいわゆる『十二夜』のことだと知らずに、『十二夜』は光文社古典新訳文庫を読んだので、本当は研究社の『宴の夜』もこれから読もうと思っていた。
    『あらし』=『テンペスト』ということも調べたので、この後研究社で4冊、汐文社で3冊読んだら、両シリーズの同じ10作品クリアとなる。

    だが、研究社のシリーズは本書でもうやめることにした。
    (4大悲劇はちゃんとクリアした)

    決して翻訳者が悪いのではない。
    汐文社の児童書の方にはさすがに一切書かれていないが、シェイクスピア作品って、かなり下卑た下ネタ発言が多いということを知れたし、戯曲の形で読めたので、研究社シリーズも良かった。
    (シェイクスピアの作品はみな元ネタが既にあって、オリジナルではないということも、この歳になって初めて知った。勉強になった)
    単に内容に疲れ、もうシェイクスピアはお腹いっぱいという感じ。

    ただ、せっかくだから残りの『テンペスト』『真夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』の3作品のあらすじだけでも知っておきたいので、汐文社の児童書の方は読もうと思っている。

    『オセロー』…イアーゴという男がただ一人、本作の中でとんでもない悪人であり、オセロー他数人の男達はまんまと騙された。
    そんな話。

    本書の表紙は明らかに「ハンカチ」であろう。

  • 今年度の最終演目と聞いて。エミリアかデズデモーナの2択になんのかなぁ。

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著者プロフィール

1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。英文学者、英米演劇専攻・演劇評論家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)、訳書に『じゃじゃ馬馴らし』(岩波文庫)など。

「2018年 『ソネット詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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