認知意味論の新展開―メタファーとメトニミー (英語学モノグラフシリーズ 20)
- 研究社 (2003年8月1日発売)
本棚登録 : 38人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327257200
作品紹介・あらすじ
本書は、メタファーとメトニミーの研究の流れを概観するとともに、心理学など関連領域の研究と照らし合わせることにより、そのメカニズムの解明に向け、幅広く手がかりを求めていくことを目的としている。
感想・レビュー・書評
-
メタファーとメトニミー研究について一通り網羅してある本。
前半から中盤にかけてメタファー研究について、
後半にメトニミー研究について、
終盤はメタファーとメトニミーの共通部分、互いの関係について。
全体として、LakoffとJohnsonによるMetafaphors We Live Byによるところが多い。
もちろん批判も取り入れているが、彼等の主張の強化に使われている。
彼等の立場としては、メタファーは単なる言葉の彩ではなくて、
人間の概念そのものに深く関わっているという概念メタファーを主張する。
まとめとして、人間の概念としては、メトニミーからメタファーというのが多い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示