認知意味論の新展開―メタファーとメトニミー (英語学モノグラフシリーズ 20)

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  • 研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327257200

作品紹介・あらすじ

本書は、メタファーとメトニミーの研究の流れを概観するとともに、心理学など関連領域の研究と照らし合わせることにより、そのメカニズムの解明に向け、幅広く手がかりを求めていくことを目的としている。

感想・レビュー・書評

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  • メタファーとメトニミー研究について一通り網羅してある本。
    前半から中盤にかけてメタファー研究について、
    後半にメトニミー研究について、
    終盤はメタファーとメトニミーの共通部分、互いの関係について。
    全体として、LakoffとJohnsonによるMetafaphors We Live Byによるところが多い。
    もちろん批判も取り入れているが、彼等の主張の強化に使われている。
    彼等の立場としては、メタファーは単なる言葉の彩ではなくて、
    人間の概念そのものに深く関わっているという概念メタファーを主張する。
    まとめとして、人間の概念としては、メトニミーからメタファーというのが多い。

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著者プロフィール

京都大学 教授

「2021年 『「英文法大事典」シリーズ第1巻 動詞と非定型節, そして動詞を欠いた節』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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