- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327764036
感想・レビュー・書評
-
一応、一通り終えてみると、本文中の英文は、当初より大分楽に読めていることに気が付きました。ただ、英文のレベルが高1~高2レベルということで、自分の従来持っていたカンが戻っただけという可能性もあるので(この本で学習して当時の学習能力を上回っていればこれは、僥倖ですが)☆を4つにしておきました。続きの基礎編を学習してみたいと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
発行年を考えると仕方ないが、いかにも「昭和の本」という紙面。これで令和世代に受けるのかな、と思った。
解説が長いので、英語嫌いにやらせるのではなく、英語を真面目に勉強したい人がしっかり取り組むのが良いのではないだろうか。 -
私が良く読むママさん公認会計士のブログで、このシリーズの受験レベルの【改訂版】を絶賛されていたので、「私なら入門編ぐらいだろう」と思ってチビチビ読んでみたら、案外イケた。勿論忘れている事柄はあったけど。参考書というよりは問題集みたいな内容。各文章の解説をしていく方式なので、先に文法の理解力を付けた方がいいかも。別冊付きなのですが、それとの連携がイマイチ分かり難い気がします。今度は基礎編を読んでみようかな。
-
ビジュアル英文解釈も数年前終えてましたが、
忘れていたためか、文の構造が分かっても
意味が読み取れないのがけっこうあって、
勉強になった。さて、基礎編いきましょ∠( ゚д゚)/ -
「英語はこういう仕組みの言葉だから、この文はこの意味だ、いやこれ以外の意味はありえないという知的な読み方」(p.iii)を講義したもので、「文を先頭からはじめて、何を手がかりにどう考えるのか」(p.iv)が分かるためには何を知っていなければならないか、を丁寧に解説したもの。「名詞か動詞か」、「自動詞か他動詞か」、「現在分詞か動名詞か」といった英文解釈をする上での基礎の基礎から解説している。精読するということの基礎を教えてくれる本。一通り丁寧に読めば、重要な部分は自然と繰り返し学べるし、伊藤先生の本で特徴的な「マニアックな索引」も付いているという練り上げられた構成になっている。
タイトルの前には「高1レベルからラクラク学べる」と付いているが、正直厳しいのではないかな、という感想。例えば「直接目的語か目的補語か」が分からない生徒に、そもそもこの本を読み通すだけの基礎学力がついているのだろうか、という根本的な疑念を抱いてしまった。「ここでこういう風に考えられるのが学力があるということ」や「ここでこういう発想をしてほしい」、「今はここまで分かっておけば後はいずれ分かるようになる」のような感覚的な記述も多いが、「考える力」、「学力」とは何かということを具体的に示す、それなりに普遍性のある感覚的なものであると思う。
おれが高校生の時は「改訂版」を繰り返してやらされた。入門編を読んだのは初めてだが、教える立場になって、こういうことを教える授業は、少なくともおれのいる学校の中ではどれくらい成り立つのだろうかという部分で暗い気持ちになってしまった。と同時に、出来ない生徒というのはこんなところで引っかかるのか、ということの発見の連続で、おれ自身の経験の浅さもあるが、ショッキングなことが多かった。(13/03/16) -
読み終えました。
(2012年9月26日)