チャレンジする地方鉄道 - 乗って見て聞いた「地域の足」はこう守る (交通新聞社新書059)

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  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330418131

作品紹介・あらすじ

地方鉄道をとりまく過酷で厳しい状況が、長らく続いている。少子高齢化、モータリゼーションの進展、産業の空洞化、長引く不況、そして規制緩和…撤退を余儀なくされた路線が後を絶たないなか、地方の鉄道事業者はそれぞれ、涙ぐましい努力を重ねながら活路を見出そうとしている。そしてそれは、単に路線の存続という枠を超え、地域の雇用や産業を生み出し活性化にもつながっていく。本書では、奮闘している全国の地方鉄道をつぶさに取材、これまでの過程と現況、そして展望や打開策まで取り上げ、地方鉄道と地域経済の活性化に一石を投じる。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルどおり地方鉄道の存続のために様々な工夫を行い戦っている方々の事例を紹介した本。

  • タイトルどおり、鉄路の維持のためにさまざまな工夫をしている鉄道に実際乗ってみて、鉄道会社の人に実情を語ってもらっている本です。
    ただ単に鉄道の収支だけでなく、地域への経済効果を考えてほしい(鉄道会社も、地域も)と思いました。

  • 地方鉄道の増収策あれこれをご紹介。
    生き残るために何が何でも人を集める観光路線を目指す地方鉄道の取り組みをご紹介。

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著者プロフィール

1967年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。運輸評論家として執筆や講演活動、テレビ出演などを行う傍ら、NPOなどで交通問題を中心とした活動を行なう。日本交通学会、公益事業学会、日本海運経済学会、交通権学会会員。主な著書に『高速バス』(グランプリ出版)、『鉄道・路線廃止と代替バス』(東京堂出版)、『地域で守ろう!鉄道・バス』(学芸出版社)、『新幹線VS 航空機』(東京堂出版)、『チャレンジする地方鉄道』(交通新聞社)、『元気なローカル線のつくりかた』(学芸出版社)、『寝台列車再生論』(戎光祥出版)、『ビジネスのヒントは駅弁に詰まっている』(双葉社)、『観光列車が旅を変えた~地域を拓く鉄道チャレンジの軌跡~』(交通新聞社)、『「しまかぜ」「青の交響曲」誕生の物語』『「Laview」「52 席の至福」と西武鉄道の行楽客輸送』(以上、アルファベータブックス)などがある。

「2023年 『食堂車は復活できるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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