HSPとひきこもり 「自分を生きる」ためのひきこもり=「ソロ活」のすすめ
- 廣済堂出版 (2021年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331523377
作品紹介・あらすじ
コロナ禍で世の中全体が、広い意味での「ひきこもり」になっている。一方でHSPは、人間関係に過敏なゆ
え、元々「ひきこもり的性質」を持つ。本書は広義・狭義両方の「ひきこもり」を、HSPと比較しながら脳科
学的に説明。さらに、アフターコロナでも継続されるであろう「ひきこもりの時代」をにらみ、それは必ずし
も悪いことではなく、むしろメリットがあると「ひきこもりとHSPの時代」を広い視野で前向きに捉える。
感想・レビュー・書評
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図書館でひと月ほど待って順番が回ってきた。
私の次に14人ほど待っているようなので、急いで読んだ。
台湾のオードリー・タンもこの本の作者である医師もHSPとのこと。
私もHSP。
私は中学生ぐらいからクラスメイトとなんだか違って生きづらいと思っていたが、この本を読んで苦労している人が結構いるとわかり、少し心が明るくなった。
HSPの特性を理解してくれる人が増えたらいいなと思う。
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私もコロナ禍によって、自身にHSP気質があると強く認識し、辛く苦しい時間も味わった。
でも、引きこもり=孤独ではないし、引きこもりだからって誰かの役に立たない訳ではない。
人生の休養期間として、引きこもることをもっとフランクに考えていいのかもしれない。
普通に仕事をし続けるだけが正解でもないし、結婚をすることが正解でもない。
引きこもることで見つかる自分の新たな強みや個性、そして新たなコミュニティや人との繋がりも生まれることもある。
それぞれのスピードは違えど、引きこもりは自分がもう1度自分らしさを手に入れて、スタートラインに立てる有意義な機会なのかもしれないと本書を読んで感じた。 -
非常にわかりやすい言葉遣いですいすい読み進められました。
メンタルクリニックで典型的なHSP気質と言われてから、なんだか自分がだめな人間な気がするような楽になったような中途半端な気持ちでいました。
ですがこの本を読んで救われました。自主的にひきこもりながら過ごしていきたいと思います。 -
文章がわかりやすいし、
中身もとても良かったです。
引きこもりではなくてもHSPの気質があるなと思っている方にはぜひ読んで欲しいです。
生きにくい世の中で生きやすくなるきっかけをくれる本だと思います。 -
HSPの人の日常生活の送り方をわかりやすく書いている。専門用語はほとんどなく、相手に寄りそうに書かれていて悩みの真っ最中という人にもオススメ。
HSPの例として、オードリータン氏を紹介するのはいいとしても、吉本隆明、村上春樹はちょっと古いのではないかな。村上春樹は、HSPだったのかもしれないが主人公の性物語みたいな内容がHSP気質の人には厳しくないだろうか。
本人の近況紹介で、マンションの同じ階に娘家族が住んでいるとあり、孫娘二人とも医学部通っているとの記載はただの自慢としか思えず、人の生きる価値は地位、学力、成し遂げたことにはよらないとの本の内容とは外れてしまっていて残念だった。 -
2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
京都外大図書館所蔵情報
資料ID:649364、請求記号:493.79||Tak -
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/462523 -
HSP
ハイリーセンシティブパーソン
敏感すぎる人たち
新しいことを学べて、ネガティブなものをポジティブに変換しうる考え方を知る。
おードリタンや村上春樹作品など至る所に炭鉱のカナリアは存在する。