屍者の行進―異形コレクション〈6〉 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 い 6-6 異形コレクション 6)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (619ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331606841

感想・レビュー・書評

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  • こんなにもテーマがタイトル通りなの、逆に珍しい気がするぞ…。ゾンビ小説って意外とあんまり読んだことなかったなと認識。
    早見裕司先生→今はPN違うんだな。ノスタルジック・ゾンビ。
    安土萌先生→めちゃ好きな雰囲気だ…田舎の因襲…。
    篠田真由美先生→毎回雰囲気が最高なんだ…。
    小中千昭先生→映像化できそう1位。めちゃ気持ち悪いし怖いし、車乗る人はみんな嫌がりそう。
    倉阪鬼一郎先生→やっぱりジャパニーズゾンビは田舎と親和性が高い。
    森真沙子先生→ジュブナイルゾンビ…と見せかけてSFゾンビだった…。親の愛…怖い…。
    神宮寺秀征先生→ちょっとクスッと笑える…でもちゃんとゾゾゾと怖い。まさか歴史小説からの…とは。面白かった。
    中井紀夫先生→同窓会ゾンビ。イヤ~~な感じが怖いですね。
    江坂遊先生→超能力ゾンビとは、そう来たか…。ゾンビはつらいよ、とは正に…。
    かんべむさし先生→噺家ゾンビとはたまげたな…。
    本間祐先生→なるほど、その視点はなかった…。
    加門七海先生→怖くて映像化できなさそうベスト1。加門先生のホラーはいつも怖いのにエロスが漂ってるんだよなあ…。
    小林泰三→西部劇ゾンビとは…(驚)これもめちゃめちゃ面白かったな…。絵的にもギョッとする…やっぱりゾンビはそうじゃないと。
    津原泰水先生→津原先生の現代ホラーぽい短編は怖いんだけど、どこか切ないような複雑な気持ちになる。
    北野勇作先生→団地ゾンビ。怖かった…ラストでゾゾゾッとなるホラーは良いホラー。勝手なイメージだけど、韓国ホラー映画ぽい雰囲気で映像化してほしい。
    村田基先生→読者の”良識”と正気が試されている…。個人的には某朱川湊人先生の「死体写真師」でもヒェエと腰を抜かした読者なのですが、更にその上を行くヤバさとホラー…。村田先生のホラーは凄い…。
    森奈津子先生→ほのぼの切ないゾンビ。そんなにゾンビぽくないし、優しいお話。
    友成純一先生→出た!!荒廃した世界系ゾンビだ!!言いたくないけどこういうのが一番リアルにありえそう…とも思ってしまう…。全人類不死によるゾンビ化…、めちゃ怖い…。
    岡本賢一先生→こんな風になったら嫌だな…でも身につまされる思いだ…。お前もゾンビにしてやろうか…。
    井上雅彦先生→井上先生、さては夜中に語らう異形フェチだな?
    竹河聖先生→労働力としてのゾンビ…そんな一大ジャンルが…。でも理にかなってはいる…のか…。
    朝松健先生→やはり朝松先生は歴史小説系ゾンビ。
    菊地秀行先生→現実に隠れる…結局それが一番怖い…。

  • 再読。

    変化球多し。
    いわゆるロメロ世界のような作品を読みたかったのだがそうのようなものはまるっきり無しだった。
    これこそグランドホテル方式でゾンビ溢れる世界を色んな視点で描いてほしかったなぁ。

    そんな中「地獄の釜開き」は胸糞悪さ随一、さすがです。

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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