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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331609194
感想・レビュー・書評
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「ほうやな、死なれへん…」とかすかに笑った丞の最期に涙。
華々しく生きた人ではなかったけど、常に新撰組とその重要な歴史の蔭に寄り添っていた人。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦う新選組を支えた探索兼医療担当の山崎丞の物語。
いつもチャンバラする新選組ばかり読んでいたので新鮮だった。
松本良順と関わりがあったのは驚いた。 -
■名前を変え、愛しい妻・琴音とも別居し、新選組に入隊した山崎烝。棒術の使い手でもあった男が与えられた役目は密偵であった。冷静に彼らの情報を探る立場を通し、歴史の大勢への、如何ともしがたい山崎の煩悶と、新選組の実質的統率者・土方歳三に向けた厳しい批判の目。だが、そんな山崎も、いつしか密偵という仮面が、自分の一部となっていく…。謎多き男の生涯を描く歴史小説。
■■今まで滅多に表舞台にでることのない監察の仕事を山崎を通して描かれています。人間臭い山崎さんが一杯出てきます。今まで脇でチラホラすることはあっても、主人公は初めて読みました。土方さんとは結局仲がいいのか悪いのか・・・。なんか最期が淋しいやら壮絶やらで、言葉が出てこない。てかう~ん、飾り気がないというか、さらりとした文章でした。
ここの土方さんは人形みたいでした。熱いんだけど、なんかそれが伝わってこない。
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