雁の宿―隅田川御用帳 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 ふ 7-1)
- 廣済堂出版 (2002年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331609798
感想・レビュー・書評
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2017.4.7.
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内容(「BOOK」データベースより)
夫の暴力に苛まれる五十両で買われた女、若い女に走った夫を許しきれない女、奸計にはまった自分を庇い、島送りになった男を慕う女、不義の疑いをかけられ自ら命を絶とうとした女―。深川にある駆け込み寺『慶光寺』の門前で縁切り御用をつとめる『橘屋』の女主人お登勢と素浪人塙十四郎が、事件の奥底にひそむ真実を裁いてゆく。男と女の恋模様を色彩鮮やかな筆致で紡ぎだす書下ろし時代小説。
平成28年9月16日~18日 -
【収録作品】第一話 裁きの宿/第二話 鬼の棲家/第三話 蟬しぐれ/第四話 不義の花始末
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1 隅田川御用帳
再読
十四郎が橘屋に用心棒として雇われるところからスタート。お登勢のしっとりした立ち回りと十四郎への心遣いがにくい。まだお登勢の身の上も明かされず、橘屋の奉公人たちの身の上もこれから。金吾がジャマ(笑) -
この方の作品は初めて読みましたが、男性作家に比べると立ち回りは割とあっさりで、女性の艶やかさが鮮やかで、女性の私としては読みやすいです。
主人公は主家が潰れて素浪人となった塙十四郎と仕事先のお登勢さん。離縁したい女性の駆け込み寺という設定もなかなか面白いと思います。 -
藤原 緋沙子さんは初めて読みました。まだ掴めません(笑)
きっと、2冊3冊読んでいくうちに合うか合わないかわかっていくことでしょう。
ちなみにこのシリーズ、すでに11冊購入済み(^^;ゞ -
シリーズ1作目