冬桜―隅田川御用帳 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 ふ 7-6)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331610572

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  • 2017.4.15.

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    己の信じる道を貫いて、敵を持つ身となった夫を、我が子とともに愛深く支える妻…。別れたいと望んだ夫を何者かによって惨殺された女の過去に思いもよらぬ真実が…。将軍家の鷹狩り場で、鶴を射殺したという無実の罪を着せられた男の女房は…。仕官するため西国へ旅立ち、いまだ帰らぬ男を待つ娘に忍び寄る黒い影…。縁切寺『慶光寺』の御用をつとめる『橘屋』の女主人お登勢と用心棒塙十四郎の人情裁き!隅田川御用帳シリーズ第六弾。

    平成28年12月20日~22日

  • 【収録作品】第一話 桐一葉/第二話 冬の鶯/第三話 風凍つる/第四話 寒梅

  • 主人公にその気はないと言いつつ、元婚約者とそっくりさんが出てきては、お登勢さんも気が気じゃないでしょう。
    この巻では、駆け込み自体の話よりもそれ以外の話が多かったです。

  • 桐一葉
    敵持ち
    冬の鶯
    おきよ 大和の小藩奥医師の父を殺された娘
    敵、平山九蔵
    風凍つる
    御鷹場の名主「触次名主」寺沢の婿養子、鳥の世話が好きな与吉と佐太郎の友情
    寒梅
    身を投げるところを十四郎に救われた野江は鉄之助の許嫁だった。
    十四郎は死んだ許嫁、雪江に似た野江にどうする。
    お登勢に縁談話があることがわかって どうする。

  • お登勢と十四郎の関係が、はっきりしない。 そこがいいのか?

  • シリーズ6作目

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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