はんぶんぺぺちゃん (どうわのとびらシリーズ)

著者 :
  • 佼成出版社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333023400

作品紹介・あらすじ

母の実家の和菓子屋に母と身を寄せる、はるこ。
父は出張ばかりで、他人のよう。しかし父には、家族に打ち解けられない理由が…。
はるこは自分に似た「ぺぺちゃん人形」に思いを託し、父に渡します。父と娘の不器用な愛情物語。

【ここがポイント】 
・昭和の香りがする和菓子屋が舞台です ・
・言葉にできない「愛」があふれています
・クレヨンで描かれた、なつかしさあふれる挿絵

【作者・村中李衣さんからのメッセージ】
あんこを丸めた、やさしい色のお菓子には、ケーキとは違うお話が隠れています。
満月の夜には、ほかの夜には起こりっこない、お話が起こります。
ぺぺちゃんはそのことを知っています。
ひとりでそっと、見ていたからです。

感想・レビュー・書評

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  • ブックトークのために読みました。
    おおおおなかなか濃い内容でしたよー紹介難しいぜ
    「今の児童書」っぽい。

  • 読み進むにしたがってどんどんと引き込まれていった。
    子どもたちはこの物語を読んでどう思うのだろう。
    読み終わってから表紙裏のメッセージを読み直すと、なるほどとしみじみした。

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著者プロフィール

ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科教授
児童文学作家・児童文学者
保育園・幼稚園・図書館・児童養護施設・老人保健施設・刑務所など様々な場所で絵本の読みあいを続ける。
『チャーシューの月』(小峰書店)で,日本児童文学者協会賞。
「長期入院児のための絵本の読みあい」(西隆太朗と共同研究)で,日本絵本研究賞。
『あららのはたけ』(偕成社)で, 坪田譲治文学賞。『こくん』(童心社)でJBBY賞。
主な著書に、『感じあう 伝えあう ワークで学ぶ児童文化』『「こどもの本」の創作講座』(以上、金子書房)、『保育をゆたかに絵本でコミュニケーション』(かもがわ出版)、『幼児理解と保育援助』共著(建帛社)など。

「2024年 『立ちあう保育 だから「こぐま」にいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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