- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333028559
作品紹介・あらすじ
小学4年生の晴斗はお母さんの再婚相手、つまり――“新しいお父さん”と二人きりでキャンプに行くことになりました。テント設営、釣り、料理、何をやっても失敗ばかりの二人は、キャンプ場で出会った一組の親子に何度も助けられます。ですが、キャンプ慣れした、一見幸せそうなその親子が抱える複雑な事情を知った晴斗は、「父と子」について、改めて思いを巡らせるのでした――。
感想・レビュー・書評
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話の流れは嫌いじゃない。
でも子どもが大人にならないといけない時代なのかなあって思ったし
キャンプは男同士って感じ
というところはちょっと時代に合ってないなあと思った。
うーん。
純粋に児童書として読むにはひっかかりが多かった。家族がテーマの児童書って難しいのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2組の親子キャンプ。
側から見たらお父さん息子コンビだが、
2組とも色々と事情を抱えている。
子どもの幸せが1番‼︎ -
新しいお父さんとキャンプへ行くことに。
でも不安がいっぱい
2人の溝は埋まるのか? -
3月、お母さんの再婚相手の大介君とキャンプに行くことになった4年生の晴斗。
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継父とふたりきりでキャンプに出掛けた主人公。同じように父子でキャンプに来ていた少年と仲良くなるが、こちらにもいろいろ事情があるようで……。
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いとうみく作品に娘とハマりたまたま読んだ本。去年の10月に発売されたばかり。
父と息子が2人で行くキャンプを通じて、相手を思いやる気持ちを育む作品。親子といっても、再婚したばかりの新しいお父さんに対して、ちょっと便りないなと思う主人公の心理描写が子どもにもわかりやすく、読み聞かせもできたライトな作風。 -
新しいお父さんの大介くんに連れられてキャンプに来た晴斗は…
大介くんの情けなさと努力ぶりが微笑ましく、二人の交流に心温まりました。 -
母の再婚相手“大介君”とキャンプに来た4年生の晴斗
でも大介君はテントが張れず、釣りもできず、ご飯もこがしてしまって失敗ばかり、“お父さん”として頼りない
〈やっぱり、キャンプなんてくるんじゃなかった。〉
助けてくれたのはとなりでキャンプをしていた同い年の耀太くんとお父さん
しあわせそうでうらやましく思った晴斗だったが、じつは耀太くん父子もある事情を抱えていた
大介君との関係にとまどう晴斗だったが、自然の中でいっしょにすごし、耀太くん父子とふれあうことで、新しい“お父さん”との心の距離が縮まっていく
「……来年は、ぼくもいっしょに設営するからね」
子どもの本からYA・青春小説まで、さまざまなかたちの家族をあたたかく描くいとうみくの創作絵童話、2021年10月刊
人気のイラストレーター酒井以が子と父の表情を生き生きとさわやかに描き出す
漢字は4年生レベルでルビつき
絵童話から長編への橋渡しになる作品がラインナップされている「こころのつばさシリーズ」から -
晴斗は、1か月前に父親になった大介君と一緒にキャンプに来ている。大介君はノリノリだけど、晴斗は早く帰りたかった。大介君が意気込んでやったことは全部裏目に出て、晴斗はうんざりしていた。
隣にキャンプに慣れている親子がいて、大介君は人懐こい性格から、すっかり仲良くなっていろいろとお世話になっていた。
実はこの親子もある事情をかかえていて…。