晴さんのにぎりずし (こころのつばさシリーズ)

著者 : 佐川芳枝

• 佼成出版社 (2023年1月24日発売)

作品紹介・あらすじ

私のうちはおすし屋さん。お店を手伝うのは嫌いじゃないけど、将来は“ふつうの会社員”になりたいな……。そんな久絵のうちに、ある日お店を手伝ってくれる女性のすし職人さんがやってきました。初めて見る女性のすし職人に興味津々の久絵は、職人の世界で強く生きるその姿に勇気をもらいながら、学校である行動に出ます――。

感想・レビュー・書評

[けいさんの感想 · 2023年8月27日]

小学生が夢について考える話。

[ayaponさんの感想 · 2023年4月19日]

母の入院で自宅の寿司屋にヘルプにやってきた女性の寿司職人せいさん。差別にも負けないせいさんを見て自分のからを破っていく主人公。中学年向け。

[mi-nyaさんの感想 · 2023年3月17日]

3年から。身近なおすし、親の事故への罪悪感など子どもが感情移入しやすい。ジェンダーもの、SDGsのおはなしの春原さんのほうがより高学年向き。

著者プロフィール

東京都生まれ。エッセイスト、児童文学作家。『寿司屋の小太郎』（ポプラ社）で椋鳩十児童文学賞を受賞。児童書の作品に「ゆうれい回転ずし」シリーズ、『にっこりおすしとわさびくん』『ばけねこキッチン』『ハッピィ・フレンズ』（以上、講談社）など多数。『寿司屋のかみさん うちあけ話』（講談社）をはじめとするエッセイ「寿司屋のかみさん」シリーズは10作を超える。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。

「2023年 『晴さんのにぎりずし』 で使われていた紹介文から引用しています。」