苦悩する落語: 二十一世紀へ向けての戦略 (カッパ・ブックス)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334006709

感想・レビュー・書評

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  • 小朝さんの語り方はあまり好きではなかったけれど、こんなに落語の世界のことを考えていたとは知らなかった。今の落語人気(落語ブームというのは違う気がする)に小朝さんの貢献度はめっちゃ大きいのだと思う。

  • いまに通じる落語業界(演者よりもむしろ関係者)のどろっとした感じというか冴えないおっさんの集まり、みたいな感じがひし、と伝わってきて、いちおう関係者の一人として身が引き締まる、と同時にいまのTBS落語のなぁなぁな感じが歯がゆい気持ちだ、落語関係(本業除く)の人はそもそも若い人が少ないしおっさん共は落語が好きというよりはどっかから左遷、いずれにせよ敗け続けてきた、というような体の方が多く、頭が良くないし友達がすくない哀しいおっさんの集会場になっている感がある、のは、やっぱなんだかなぁ。
    てなわけで、臭いおっさんだけらけの業界に警鐘を鳴らすためにも私はイケメン、イケメンはまぁちょっと難しいがモテ男になることが肝要、それも粋でいなせなモテ男、では落語に近しい感じで駄目なので、じゃあなんだジュノン系か違うか、そっち方面のボキャブラというか知識がないのがもうあかん証拠だ、落語関係の仕事は所詮他人(落語家)の創ったもので飯を食うというヤクザ紛いの業界、しかもドンパチやるようなやくざではなく地元の婆婆ァを騙すようなチンピラヤクザ、といった感、で、この仕事のすべての後ろ暗さはそこらへんにあると思う、から、副業としてやるくらいじゃないとどのみちファック

  • 小朝師匠が現代の落語のあり方についてやその解決策について書いた本。
    <br>この本を読むと最近の師匠の活動がよりよくわかると思う。ここで書いたこと、少しずつ実行してるのがすごい。
    <br>『芸能』コーナーにて購入。

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