捕手論 (光文社新書 32)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334031329

感想・レビュー・書評

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  • お見舞いの品シリーズ。マジでつまらん。いや、この本がつまらんのではなくて、興味が全く湧かない分野についての薀蓄を仕入れることがつまらんということ。でももっと巧く(門外漢でも興味が湧くよう)書けないものかと思ったので低評価。

  • 平成25 年11 月8日読了。

  • 私のような野球なんて詳しくないよ、
    なんていう人には非常に面白い
    一冊に映ることでしょう。

    捕手なんてただ、ボールを取るだけでしょ、
    なんていうイメージが、この本で
    変えられてしまうのですから。

    その裏側には巧みなやり取りがあったり
    打者を翻弄してみたりと…
    結構な駆け引きがされているのです。
    もっとも、それはテレビでも
    うかがい知ることはできませんが…

    さまざまな選手の裏側を知ることができ
    おもしろかったです。

  • 一昔前までは野球で日陰のポジションとされてきたキャッチャーに関する考察をしています。キャッチャーから見た『江夏の21球』などの歴代選手の逸話や捕手のみならず投手、打者、審判などの色々な立場の人間とのインタビューを交え、様々な角度から現在の捕手像を浮き彫りにしています。それにしても、いくら本当のことだからって、森祇晶のこと悪く書き過ぎでしょ…

  • 我が息子は,2人とも捕手。

  • [ 内容 ]
    捕手、投手、打者、審判など、多面的な証言をもとに、捕手の配球、プレーの秘密を探求する。

    [ 目次 ]
    セオリーを超える古田敦也
    城島健司の涙
    水沼四郎の21球
    捕手と審判
    捕手と投手
    信頼関係
    森祇晶の処世術
    悪魔の囁き
    メジャー捕手
    ブロッキング
    キャッチング
    捕手とチームプレー

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2010年9月 自分は捕手に対して「頭脳的で、科学的に、スマートに戦う」という印象をもっていた。しかし、この本により、「捕手が如何に人間くさく、泥臭く、複雑な役割か」という事を実感した。敵にも味方にも心理戦を仕掛け、勝利を目指す術は、日常生活やビジネスに応用できると感じた。

  • 私はこれでプロ野球の見方を知りました。
    キャッチャーのチームでの役割、
    投手の相手としての役割、
    そこから出てくる性格。
    プロ野球は高校野球に比べて停滞しているというか流れが無くて盛り上がらないなーとか思っていた私が甘かったです。
    重大な駆け引きが見えないところで行われています。
    華々しい待遇は受けないけれども、捕手が試合を作っているといっても過言ではない。
    そのエピソードが盛りだくさんです。
    普段テレビや観客席から見えないところがこの本には書かれています。

  • (新書 - 2002/3)

  • 城島・古田・達川・森・野村などの捕手についてのエピソードが紹介されています。

    城島はキャッチングがヘタでブルペンでも投手から嫌がられていた事や古田のキャッチングの妙など結構参考になります。

    古いところでは『つぶやき戦法』や森のえげつないまでのレギュラー獲得まで紹介されています。もともとあまり好きではない森がますます嫌いになりました!

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著者プロフィール

1957年北海道室蘭市生まれ。早稲田大学卒業後、土木作業などのアルバイトを転々とし、週刊誌記者を経てノンフィクション作家となる。スポーツへの造詣が深く、『Number』誌への執筆や野球・ボクシング界に材を取ったノンフィクション、コーチング本を数多く著す。また1998年に自らうつ病を体験してからは精神疾患の分野にも積極的に取り組んでいる。主な著書に『狂気の右ストレート 大場政夫の孤独と栄光』『巨人軍に葬られた男たち』『敗者復活戦』『メンタル・コーチング』『コーチ論』『ラストゴングは打ち鳴らされた』『医者にウツは治せない』などがある。

「2018年 『死が贈りものになるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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