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この作品からのみんなの引用
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自分なりに持っているお金をどう使うかという課題は、誰にとってもついて回るからだ。自分への投資というテーマが、お金をめぐってはっきりしてくる。……ゲーテのように、飛ばす洒落のために財産をつぎ込むような精神的な余裕を見習いたい。
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文学には、普通の社会にはちょっといないぐらいの癖の強い人がたくさん出てくる。そういう人たちのドラマを通して、「こういうふうにして人間と人間は関われるのだな」と人間関係を知るようになる。現実のキャラクターはそれよりは若干薄まっているものだから、文学に触れて癖の強い人に慣れておけば、少々のことはあり得るなと肚が据わる。
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性に合わない人たちはつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろちがった側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。
みんなの感想・レビュー・書評
とっつきにくいと思っている人物を、実はそうではないと紹介する、斎藤先生ならではの本。『ゲーテ』はその最たる方だが、観念よりも実践の人ということのようだ。原著である『ゲーテとの対話』、読んでみたくなります。巻末にある、斎藤先生の『座右の書』は、今後に非常に参考になる。
初めてゲーテに関わる本を読みました。齋藤孝氏が素人の人にわかりやすく書いてくれています。ゲーテを通じて壁の乗り越え方を提案してくれている。
ゲーテの言葉は孔子の言葉と重なることが多い。 「人間が自分に与えることのできる最も驚くべき教養は、他の人たちは自分のことなど求めてはいないということである」 これは「人の己れを知らざるを患えず、人を知らざるを患えよ」と重なる。 他人が自分のことを全く求めない、気にしないということは所属欲求、名誉欲求が充足されないという欲求不満につながる。反面、人は他人の目を気にしないでもいいことも意... 続きを読む »
『ゲーテとの対話』から、著者が感銘を受けた言葉をピックアップした一冊。
ゲーテは、こう、何て云うか、凄く論理的で分かりやすい。
抽象的な説教ではなく、具体的で端的な指示があるので、大変に呑み込みやすい上、受け入れやすい。押し付けがましくない。
こんな師がいたら、素晴らしいだろうな。
読んだら即、理解できるものではないと思いました。が、色々な体験を重ねていく中で、その意味をはっと具体的に理解できたらいいな、と思います。
齋藤孝さんが、「ゲーテとの対話」などからのゲーテの言葉を引用しつつ、現代に活かせる教訓を語るという内容。この本は相当齋藤さんの体験談で話を膨らませているので、ゲーテの言葉を楽しみたいという人向けではないかも。とはいえ、偉大な先人に学んだ上でそれを消化してこその独創性であるとか、最高を知るとか、無形のものに金をつぎ込むとか、詩的に考えるとか、個人的にはなるほどと頷く箇所がいくつもあった。
ゲーテの格言と思われるフレーズ著者が選んで、具体例を用いながら自身の解釈を提示した本。 タイトルからはゲーテの紹介のような印象を受けたが、読んでみるとゲーテの言葉を借用しながら現代社会の風潮の薄っぺらい点を批判しており、「なるほど」と感心させられるところが多々あった。 中でも、古典軽視の風潮への批判は的射ており納得させられた。 スタンダードなものとして国語の教科書で扱ってい... 続きを読む »
この本でゲーテを少し知ることができました。個人的に精神論や抽象論が苦手なので、彼の本質的かつ具体的な話が非常に琴線に触れました。でも、それも齋藤先生が分かり易い本にしてからであってこそ。何故かこれほどの本がBookOffには100円で売っているので齋藤先生の本は買いあさりそうな勢いです。
うんうん、その通り。という風に、うなづきながら読みました。わかりやすく、説得力があり、押し付けがましさもない。ふむ。ただ、この本に書いてあることはかなりわたしの考え方に沿っていて、「差異を発見する読書」は出来ませんでした。ゲーテ先生すみません!
『基礎なき「下手うま」はただの下手』 伝統や基礎を学ぶことを軽んじること、読書・学びなんて必要ない、今楽しければそれでいい、自分が儲かればいい、判断基準は「良し悪し」じゃなくて「好き嫌い」だけ、こういう考え方に一石投じた一冊。 まだ途中ですが読んでてかなり耳が痛い・・・ 自分自身、この斉藤孝さんという著者と出会ってから古典的な文学や文化、歴史に興味をもってま... 続きを読む »
ゲーテの名言をとりあげ筆者が解説を加えるというスタイルの新書。
内容的には人生哲学的なものが多い。たとえば、ゲーテは独学を非難しており、これは非効率的でその道に精通した人に教わるのが一番確実で効率が良いのである、と言っている。「壁に突き当たったとき開く本」のサブタイトル通りなにか悩んでいるときにこの本が解決の糸口になるかもしれない。
壁に突き当たったわけでもないけど、ふむふむとうなぐくことはできる感じ。ゲーテの詩集読む方が説明ずいてなくていいかも。
[ 内容 ]
ゲーテが教えてくれた仕事のヒント、生き方のヒント。
[ 目次 ]
1 集中する(小さな対象だけを扱う;自分を限定する ほか)
2 吸収する(最高を知る;独創性などない ほか)
3 出合う(愛するものからだけ学ぶ;豊かなものとの距離 ほか)
4 持続させる(先立つものは金;儀式の効用 ほか)
5 燃焼する(現在というものに一切を賭ける;計り知れないものが面白い ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
独学は非難すべきもの
先立つものは金、洒落の一つ一つにも財布一ぱいの金貨がかかってるのだ
漁場だと思ったらすべてをつぎ込む
詩的に連想を飛躍させる
以前の上司から、社内メールで送りつけられ、貸し出された本。
壁に突き当たっているように見えたのだろうか?

読書により様々な思想にふれて、考え方が変わり洗練されていく中で、抽象的思考が増えてき始めている今の時期の自分にとって軌道修正の必要性を教えてくれる1冊。
ゲーテというまさに王道をテーマとして使ってい...





