沖縄・奄美《島旅》紀行 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033163

作品紹介・あらすじ

本書では、ガイドブックではあまり触れられることのない島の変化に富んだ素顔を通して、沖縄・奄美の島々の魅力を伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 「沖縄と奄美は、日本ではない。少なくとも、文化的には。」
     この本は上記の言葉から始まる。この言葉だけでも、十分にこの本に惹きつけられる人が多いだろう。
     この本は、沖縄・奄美等の島々に着眼し、そこで著者が体験したことや、その島での特徴的な神事・植物等について記されている。
     私がこの本を読むことを勧めたいと思う人物は、まず第一に沖縄や奄美にルーツのある人である。私も含め、そのような人々がこの本を読んだとき、隣の島の人々の生活は自分達とはこれほど違うのかと驚くだろう。
     次にお勧めしたいと思う人物は、全くこれらの島々を知らない人々である。この本は、旅行本には載っていないようなディープな情報も載っており、それぞれの島の個性的な魅力を知ることができる。
     是非、私が様々な人に読んで頂きたい本である。

  • 704

  • 先日飛行機の中で、奄美の観光プロモーションビデオを観てから奄美に行きたくて堪らず、奄美に関する雑誌や本を読んでいます。
    関東生まれ関東育ちの私にとって「日本」は関東のことでしかないと気が付いたのは24歳の時で、そこから日本各地の文化についても調べるようになりましたが、奄美・沖縄はその中でもまた、独自の文化が色濃い場所。植生や、自然や祭祀と向き合う著者の視点が面白く、また人のくらしがいきいきと伝わってきました。やっぱり行きたいー!

  • 【忘れられない光景がある】

    読むと行きたくなるとわかってて読んでしまう。
    ガイドブックでは得られない情報がある

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著者プロフィール

1954年岩手県生まれ。東京大学露文科卒。月刊誌『旅』などの編集に携わった後、フリーランスライターに。島、食、自然、農林水産業などをテーマに全国を巡り、膨大な取材量と独自の感性を生かした執筆活動に定評がある。島に関しては、南鳥島以外の日本の有人離島を全て踏破している。主な著書に『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』(以上、光文社新書)、『絶対に行きたい!日本の島』(ビジュアルだいわ文庫)、『瀬戸内海島旅入門』(マイナビ出版)などがある。

「2019年 『シニアのための島旅入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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