犯罪は「この場所」で起こる (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
3.23
  • (9)
  • (5)
  • (40)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 181
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033194

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本では犯罪が起きるととかく「犯人の精神状態は」とか「犯人の不幸な生い立ちが云々……」と精神主義で語られる。しかし犯罪が起きやすい環境というものがあり、そういう環境を作らないのが大事だ、という本。決して監視カメラをそこら中に付けるとか、植え込みを丸坊主にするとかいう話ではなくて、コミュニティの力と犯罪予防の教育と更正を大切に考えている本。

  • (読書中※図書館貸出※)

  • 、「通り物発想」と割と近いものだと思います。人との結び付きが軽視され始めて妖怪は姿を消して、犯罪も増えた。そんな感じ!
    妖怪のことは書いてないけどね!
    機会がなければやらなかった。魍魎を思い出します。誰でも加害者被害者になり得る。

全18件中 11 - 18件を表示

著者プロフィール

立正大学文学部社会学科教授(社会学博士)。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所などを経て現職。専攻は犯罪学。地域安全マップの考案者であり、現在、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長を務めるほか、全国の自治体や教育委員会などに防犯のアドバイスを行っている。

「2015年 『見てすぐわかる犯罪地図 なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小宮信夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×