- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334033217
作品紹介・あらすじ
「下流社会」とは具体的にどんな社会で、若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、階層問題における初の消費社会論。
感想・レビュー・書評
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タイトルとは裏腹に、所得の高低による下流という分類ではなく、人そのものが抱えるマインド面でのデータから下流をカテゴライズしている点が面白いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厖大なデータから糞みたいな分析。
内容は「意欲低くて非正規雇用のやつ増えてんじゃね?」という印象ありきでとってきた信頼性の欠けるデータの羅列にとどまり、目新しい見解も皆無。
5分で読んだが、それ以上読み込む価値はない。
著者は自分は下流ではないと思っているのだろう。これしきの男が中流を気取れるのだからまだまだ日本は豊かである。 -
世帯ごとのまとめの仕事をしていた昨年。
参考に読んどいたら良いかもとおススメ受けた本をようやく読了。
ですが、面白くなかった。
というのも、本書発刊は2005年。
世帯を語るにも15年前ものデータなので、なんだか物語を読んでいるようだったからです。
そして、今や世帯が2極化しているのは当たり前で、下流の志向も一般的で。
ただ、15年前に本書で初めて指摘されたのだとしたら
今の常識を作ったのは本書なのかもしれませんね。
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データとか出して傾向を細かに分析しているのは伝わるんだけど、主張の骨子がいまひとつ伝わってこない感じ。サンプル数少なく説得力もやや弱い。だから、最終的になんだかよくわからないまま終わっちゃってる印象が強い。最近の下流の人はこういう傾向があるかもしれない、くらいの曖昧さ。言わんとせんことはわからんでもないけども、ちょっとインパクト弱くなっちゃってる、と思っちゃったよ。
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読む価値なし。
統計データがウソ臭い。 -
まず統計の数字を見て、ああこれはこういうことかなーと思いつつ文章を見ると、正反対の事が書かれていたりして。
統計って受け取り方次第でかなり違いますよね。 -
改めて読む。東京中心でしか考えられない、考えていないことが、約20年経って大変なことになったと思う。