次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033859

感想・レビュー・書評

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  • 読むのが遅く、情報が古くなっていた。
    Web2.0の今後の流れをビジネス視点から論じた本。

    Web2.0と呼ばれる流れは、データベースの取得と、有用なデータの抽出という二つからなっている。前者を押さえているGoogleやアマゾンは、地主のようなポジションを築くことができる。後者の手段として有用なのが、SNS等のライフログや人との繋がり。

  • Web2.0の次は3.0なのか・・・
    どこまで進むのか。結局我々は踊らされているだけなのか。
    一体誰が得をするのか。

  • 読むのが遅かった。反省。C2Cの現在のビジネスに繋がっていて面白かった。とは言え、プラットフォームというデファクトをいかにワールドワイドで作れるか。それは大企業じゃなくてもアイデアさえあればできると夢を持たせてくれた気がします。

  • 副題の示すとおり、グーグルの次の世代は、どのモデル(企業)であるのかを探る。ネット上での口コミ(≒ナレッジマネージメント)で個人の情報をどこに落としこむかが、ビジネスの鍵となりそうだ。
    自分の情報を売る。アンケートの回答。サンプラーというRMT。サンプル百貨店という例が挙げられている。
    「みんなの意見は案外正しい」とい視点がある。垂直統合モデルが解説されている。地主はもうかる。「市場を制覇した後に収穫に入る」ビジネスの「場」を提供したものが収益を上げる仕組みができているようだ。類似な見方から、収穫逓増の法則、皆と同じ⇒デフォルトになるは、ネットの世界で常に起こるものではない。
    SNSを利用したマーケティングの本質は人間関係にある(家計図⇒ムラ)クローズド。
    利用者がタグ付けすることで、利用価値が上がる。コンテンツorコンテナー?連邦がよさそうだ。ロングテール。例えば音楽で、リアルな世界では、感動(=ライブ)を求めている。


    無料配布で皆と同じ デフォルトになる
    文字が読めなくても分かる映像 ニコドウ&YouTubu
    暗黙知と形式知の明文化。伝達可能にする。
    UGD=ユーザージェネレイテッドコンンテンツ
    垂直統合=アップル

  • 読むのがあと何年か早ければと。
    5年前の作品なので、ちょっと前の情報の感あり。
    私も一応ITの世界にいるので、わかるのだが、
    大体2年くらいでトレンドが変っていく。
    これは他の業種よりペースが断然速いのではないかと思う。
    IT業界での2年は他の業界での10年に相当するのかもしれない。

  • プラットフォーム化しつつあるロングテールモデルによるマッチングビジネス
    情報大航海時代のUFOキャッチャー
    無料経済下における収益モデル

  • 佐々木俊尚さんの本ということで期待していたんだけど、やっぱりちょっと古い情報だとダメなんですね。この人はやっぱり報道畑なんだな。
    そしてWebの原稿っぽく無駄に引きのばされている感があったんだけど、最後にこれもWeb連載だったということがわかって納得。
    リアルタイムで読まないとちょっともったいないというのと、例に上げた企業のいくつかが悲しい末路をたどっているところを見るといろいろ考えさせてしまうわけです。

  • んー、ウェブの可能性よりもむしろ危うさ、
    IT産業の脆弱さが読後に印象に残りました。

    やっぱ、モノをもってる企業で
    ウェブを武器として仕事するのが一番だなー、と。

    天才・ビルゲイツすら流れに取り残される
    ウェブ産業で生き残るのは…果たして。

  • 今後のインターネットの方向性について書かれた本。「インターネット」という単語よりも今後のシステムやビジネスの方向性を探るというようにもう少し広い目で見ているといった方が正しいかもしれない。
    将来のことはまだ分からないので星は3つ。
    ただし日本の持つ技術を生かした検索エンジンの開発(これもウェブには限らない)という考え方は面白いと思った。できればこのあたりをもっと深く探ってほしかったと思う。

  • 5年前に次の時代はSNSってことは分かっていたんだよね。フェイスブックのフェの字も出てこないところが新鮮。明日のことは誰にも分からんちゅうことです。

著者プロフィール

ジャーナリスト

「2022年 『楽しい!2拠点生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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