学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール (光文社新書 512)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036164

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすい説明とはなにかを、分かりやすく解説している。
    惜しいのは、本書は入門編であって私には少々物足りなかったこと。それ以外はとてもいい解説書。
    まず、丁寧。「分かりやすい」とはどういうことなのか、反対に「分かりにくい」とはどういうことなのか、ビフォアとアフターで教えてくれるので「なるほど、これならわたしにもできる」と思わせてくれる。
    次に、実用的。「行動改善につながらないアドバイスは無意味」というだけあって、精神論だけでも技術論だけでもなく、ちゃんと理由と具体例をセットにしてどうすればいいのか教えてくれる。
    小手先のテクニックではなく、じっくり根本から対策しようという姿勢に共感した。

    うーん、でも、新書というフォーマットのせいなのか、「読んで理解する」段階まではよくても、「実用書として、本書を片手に推敲しよう」とすると使いにくい。
    ひとつのルールは4ページ2見開きにまとめるとか、44個もあるルールを階層化したり小さいグループに分けるとか、まだまだ改善できるはず。

  • 20130204読了

    当たり前のこと言ってる。まあそれが出来てないってことだけど。

  • 確かに,わかりやすい説明についての本です.
    どうすればわかりやすくなるか,という部分については特段目新しいものはありませんでした.
    ためになったと思ったのは,中盤までの~~はわかりにくい,といういわばツッコミの部分.自分も人に言ってしまっていることが多かったので.戒め.
    もうひとつ.わかりやすくするための練習方法.具体的で,わかりやすいなと感じました.

  • 普通のプレゼンテーションスキル向上の本とは違い、
    見た目や仕草などではなく、実際の説明の分かりやすさを、
    タイトル通り分かりやすく説明している。

    この本の結論は、意識と表現。
    分かりやすく説明しようとする意識を持つこと。
    相手に合わせた表現をすること。

    枝葉の部分は、著者が感じていることを並べ立てていて、
    すべてを網羅しているという感覚はない。

    普段から説明が苦手だと言う人は読むといいと思う。
    逆に、説明が得意だという人も、自分の説明のどういった部分が
    分かりやすいのかが分かる。

  • たしかにその通り。自分の気にかけていたことが正しい方法だったのかどうかを確認するよい機会を与えてくれた一冊。

  • タイトルにあるとおり、「分かりやすい説明」を行うために何をすればいいか(実際は「これはダメ」という否定の記載が多い。)ということを、細かい章立てにして書かれている本であるが、正直「ん?」と思うことが多かった。
    確かに書かれていることは間違っていないけど、少し偏った考えというか、あまり鵜呑みにはできないなというのが正直な感想。あと、細かく章立てしている場合は、読みやすい場合が多いけれど、少し細かすぎて逆に読みづらい感じがあった。しかも同じことが何度か出てくることも。。
    しかしながら、全く使えないというわけではないので、その辺りは読む価値があるかもという感じ。但し、僕にとっては既にわかっていることが多く、今さら一から読んでというものではなかったというところ。

  • ★分かりやすい説明のポイントが1から19まで、分かりやすい説明のルールが1から44まで並列に記載されているが、内容に重複が見られる。また、書き分けた意図が分からない。どれが一番大事なのか分かりにくい。中には役に立つルールもあるが。。。

  • 分かり易く説明するための考え方、技術を説明した本。有り難いのは、分かりやすく説明するのに頭がよい必要は無いと言うこと。
    色々な技術を解説してくれているが、一回読んだだけでは身につくわけもない。そこで、以下3点を気をつけること。
    ●分かり易くて説明しようと心がける
    ●相手に伝わる言葉を使う
    ●面倒臭がらない
    よし。気をつけよう。

  • 子供と大人に説明をする時に表現を変える様に、
    説明する人によって適切な表現は何かを考えることが大事。

  • わかりやすい説明のルールが44もあって、書き並べてあるだけ。
    アウト!

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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