1985年よりウィーンに在住し、Yuki Morimotoの名で活動。オーストリア教育文化省から作曲給付および助成を受ける。2004年オーストリア国立図書館主催の「作曲家の肖像」に日本人として初めて選出され、約60の手稿譜が同館に所蔵された。2007年、08年ルトスワフスキ国際作曲コンクール審査員を務める。指揮者としてオペラを含むバロックから現代までの作品を指揮。Drawn Shades, Yuki Morimoto Violin Worksほか5枚のCDを発表。2010年に上梓した著書『西洋音楽論──クラシックに狂気を聴け』(光文社新書)は多くの読者を獲得した。現在は活動拠点を日墺に拡大している。
「2021年 『音楽の黙示録 クラシックとジャズの対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」