- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334036607
作品紹介・あらすじ
なぜ耳が遠くても悪口にはすぐ気づくの?なぜ妻と死別した夫は再婚したがるの?なぜわがままな人は長寿なの?超高齢社会ニッポンの必読書。
感想・レビュー・書評
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ネガティブを学習する必要がある若い頃→高齢者は必要なくなるのでポジティブが大事。
大人になると感性が鈍くなる。
運転免許返納は自己効力感がなくなる。
老人は処理能力が減るから一目散に行動して周りが見えない。?
甘い物は噛む力が弱くても食べられる。
コグニティブリザーブ 認知機能の予備
何かに注意するのは、何かを抑制すること。
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ストレスコーピング
I、感情焦点型
2.問題解決型
女性は1.男性は2が多い
女性は他者に助けを求めるが、男性は求められない人も多い
退行現象が安らぎと快楽に結びつく。
老性自覚は内からと外からの2種類。
テロメア
ホメオスタシス恒常性
女性か褒め合うのは性差別、社会的評価の低さ。
いかにして老人の自己効力感と社会的有用性を他の人に迷惑をかけない形で実行するか。
こちらが用意しているけど、問いかける事で満足。
昔、二つの家族というより一つの大きな家族。
恋人と別れられないのもコミットメント。
社会化できた人ほど成熟した依存ができる。
この人の世話をすると幸せな気分になると思ってもらえる人へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「老年行動学」によって「老人の謎行動」を解き明かすという本。
新書としては分量がほどよく、他と比べて文字が読みやすい適度な大きさ。これは対象を「当事者(=老人)」としているからでしょうか。
個人的には
・ゴミ屋敷
・キレやすさ
・運転免許へのこだわり
などが興味深く、なるほどと思わせられました。
中でも、女性は社会参加がなかなか叶わなかったから「その服、素敵ね」と相互に褒めあうことで社会的評価の低さを補い、満足感を得るという行動を良くしているとしたうえで、最近は若年の男性もそのような行動を示している、ということについては驚かされました。
高齢者とひとくくりに本書では語られていますが、男性・女性でもまた違った要素が多分にあるのかもしれません。 -
著者 佐藤眞一氏の本は確か三冊目、老人は自らの行き方を肯定し前向きに生きる...
その術が謎の行動につながるのか〜!納得!
人間の忘れる能力...(覚えないのうりょく^-^?)
明るく生きる...
少し分かってきました...
認知症関係の本も読んでみましたが併せて読むことでつながる部分があり介護や接する際のヒントになりますね...
人って... すごいです... -
読み進むうちに頷いてしまう。今後ますます老人が多くなる世間での老人理解に欠かせない本であろう。私自身の心もよく理解できた。
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老人は自分を若いと思っているから老人の固定観念を基にしたビジネスは失敗するなど。
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まだ興味がない内容だったらしく流し読み。時が来たらまた読みたい
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143
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三葛館新書 143.7||SA
年をとって怒りっぽくなったのはなぜ? いつまでも若い者には負けないという自信はどこからくるのか?
客観的には高齢者といわれる年齢でも、ご本人からしてみれば自分はまだまだ高齢者ではないと思っておられることもあるのでは。
ご老人の行動に謎を感じている若者も自分が年齢を重ねたとき、もしかしたら同じ行動をすることも考えられます。
その謎の行動、理由を知りたくないですか?
(ゆず)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=62733 -
ポジティブ思考のクセを家のご老人達にもつけさせないと(-ω-)ナ