視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334039592

感想・レビュー・書評

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  • レーシックや眼内レンズを
    日本に導入した眼科医の先生の本

    普通の眼科医とオペをする眼科外科医はだいぶ違うとわかった

    白内障手術をする必要に迫られて手に取ったけど
    勉強になった

    知ってると知らないではだいぶ違う

    なかなかキョーレツな先生っぽいけど

  • 20代です。
    今の日本人の目に対する健康意識がどれだけ低いか、日本の眼科レベルがどれくらいなのかを具体的に知る事ができました。

    視力の無い人生なんて考えられないので、今まで以上に目に気を遣って生きていきたいです。親にも読んでもらおうと思いました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689653

  • 深作病院。 大学病院よりは専門病院だな。

  • こういう本を読んでいるとジジ臭い感じがしますね(ジジイに近づきつつあるので仕方がない)。30歳を過ぎて網膜剥離にかかり手術、50近くになり周囲の同年代に等しく私にも老眼が訪れつつあります。海外にいて言葉が不自由である中で病気に対応するためには先んじて学ぶ、これしかないというのが本音です。

    で本作ですが、曰く評価しづらい。

    いや、私は信じますし、次にかかるのならこの病院に行こうかと本気で考えています(幸い今のところ目に異常はありませんが)。

    ただ全般的には筆者の華麗な経験や趣味の絵画の話(多摩美の院卒!)などが自慢気に聞こえ鼻につきそうな内容となっております。

    それが気にならなければ面白く読めると思います。特に第2章は世間で受け入れられている目に関する常識に対しこれでもかと反駁しており、医者のいう事を素直に信じている方には衝撃的な内容かと思います。

    一例としては、
    ・眼球体操は目を気づつける(私もやっていました・・・)
    ・日本の大学病院での眼科手術は練習台にされるだけ
    ・日本の大学病院の手術は遅れている
    ・周回遅れの処方や技術の原因は医学会と製薬業界との癒着にある

    等々が書かれています。この方向でのトップランナーは私の中では内海聡医師なのですが、そのマイルドバージョンといっても良いかもしれません。その他糖尿病由来の網膜剥離に関して宗田哲男医師や江部康二医師に言及があります。両医師の著作が好きな方には楽しめる内容かと思います。

    あと、モネの睡蓮について60代に書いたものと80代に書いたものとの比較が医学的所見と共に掲載されておりました(要は白内障です)。かつて原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』を読みましたがモネとクレマンソーの会話でモネが目の不調を訴えているシーンが脳裏に浮かびました。

    ・・・
    最終的には楽しく読めました。
    全般的に反権威・反王道的な主張ですので、一般的にはオルタナティブ情報として取り入れるのがよろしいかと思います。私個人としては非常に有効であり、ためになる書物でした。

  • 目は大切だ。信頼できる眼科医を見つけたいと思った。

  • 978-4-334-03959-2 317p 2019.1.25 7刷

  • 医者選びは大事

  • こういう本は、著者の(医院の)宣伝本が多いのだが、この本はそうではないかもしれない。
    著者の並々ならぬ自信は、ライター(?)の筆が走りすぎで少し滑った感がないでもないところが若干よくない印象を与えるが、内容は信じたい。

    実は52歳にして白内障の警告を受けている。この先生のところで手術したい。

    --------
    【追記】
    結局この先生のもとで白内障手術(両眼)、そして後に網膜硝子体手術(左眼網膜剥離、ただし視野影響外)を受けた。たいへん優れた治療が施され、裸眼で調子がよいと1.2が見える。また硝子体手術による硝子体の汚れ除去により、近くの小さめの文字も通常は老眼鏡が要らなくなった。右眼の硝子体手術も検討したくなる快適さである。
    いつも丁寧に的確な診断を下してくれる女医の先生の診察を含め、この医師の医院にかかって心からよかったと思っている。

    本の読後感としては著者の自慢に聞こえる話が鼻につく部分もあるが、診察で接した著者は、もちろん自信にあふれているものの、心がまっすぐなたいへん誠実な人柄であり、対話から受けた信頼できる医師であるという印象は揺らぐことはないだろう。
    診察時の著者の話によれば、光文社新書の著書に関してはライターは入っていないといい(他社刊にはライターが入ったものもあるとか)、構成の調整はあるが自らの好きに書かせてもらっているとのこと。もちろん自費出版ではないという話であった。

  • 「目が見えるようになる!」とのことで母親が白内障の手術を受けたいと言い出しその唐突さに違和感を感じて眼のことを少し調べてみることに...

    この本のことが全てかどうか?それはわからないけれど...
    私自身の周りで見聞きした話の中に思い当たることがいくつかあって...

    知ると知らないでは大違い!少し恐ろしくなりました。
    白内障・緑内障・網膜剥離はもちろんコンタクト使用者などなど...一読あれ!の本...のような気がする。

    眼...大事にする!

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。航空大学校を経て、滋賀医科大学卒。横浜市立大学附属病院、昭和大学藤が丘病院等を経て、1988年に深作眼科を開院。アメリカでも研鑽を積み、米国白内障屈折矯正学会(ARCRS)にて理事、学術審査員、学会誌編集委員など歴任。深作眼科は週刊朝日MOOKや読売新聞等の「眼の手術ランキング」で全国1位に選ばれるなど、日本最大級の眼科として知られる。現役のスーパードクターとして、白内障、緑内障、網膜剥離など総計15万件もの手術を経験。多くの最新手術法を開発し、世界に向けて発表している

「2016年 『やってはいけない目の治療 スーパードクターが教える“ほんとうは怖い”目のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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