管理栄養士が伝える 長生き食事術 人生100年時代の「新・栄養学」入門 (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334044718

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  • 糖質制限をして血糖値スパイクにならないようにしようがこの本の本質。
    血糖値スパイクが起こる事で様々な病気を引き起こす原因になる。

    血糖値スパークとは、糖質をとることで血糖値が急上昇し、肝臓が血糖値を下げるためにインスリンを出し、ジェットコースターのように乱高下する現象。その時、急激に血糖値が下がってしまい血管に負担をかけてしまう。食後に眠気を感じたり、イライラしたり、お腹がすくのは血糖値スパイクが起こっているのが原因。
    血糖値スパイクが起こりにくするためには、糖質をへらし、食べた方を工夫する。
    食物繊維→タンパク質→糖質の順で食べてる(加えて、糖質の前に豆を取るのも良い)。そうすると糖質の吸収がゆっくりになるので、体への負担がかるくなる。

    本書では、一日3食をとることを進めている。一日1食や2食では空腹での糖質摂取により血糖値スパイクが起こりやすい。

    一日に摂取する糖質を70-130g以下に抑える。
    主食から糖質30gの目安
    ◎米 82g (子供のお茶碗1杯弱)
    ◎パン 67g (6枚切り一枚強)
    ◎パスタ 112g (1皿の2分の1強)
    ◎うどん 150g (1人前の3分の2弱)
    ◎そば 120g  (1人前の2分の1)
    ◎中華麺 82g  (1人前の2分の1弱)

    それ以外の糖質を10gの目安
    ◎ジャガイモ 中2分の1個
    ◎サツマイモ 中6分の1個
    ◎イチゴ   9個
    ◎バナナ   2分の1本
    ◎キュウイ  1個
    ◎アーモンドチョコレート 4個
    ◎チーズケーキ 3分の1個
    ◎カステラ 3分の1切れ

    1日に摂取したいタンパク質量
    タンパク質量 = 体重(kg) × 1.2(g) (運動しっかりする場合は1.5(g)にする)
    私の場合は49kg ×1.5(g)で 73g

    食材からとれるタンパク質量(g)
    ◎肉類   100gで20g
    ◎魚類 100gで15-20g
    ◎卵 100gで6g
    ◎木綿豆腐 300gで20g
    ◎納豆 50gで8.3g
    ◎豆乳 200mlで7.6g

    1回の食事でタンパク質は40gまでにする。それ以上一回にとってもタンパク質として体で使われない。

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/1060/K

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著者プロフィール

管理栄養士。低糖質料理研究家。過去に20kgやせた経験あり。
現在は、大手企業で栄養相談、病院の臨床研究においての栄養療法を監修。

「2017年 『イラスト図解一番わかりやすい糖質と血糖値の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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