- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334707972
感想・レビュー・書評
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1988年の刊行だけど、
いわゆるライトノベルにとても近い読書感。
そういえば小学生の頃、同年代の子が
「三毛猫ホームズ」持ち歩いて読んでたな。
赤川次郎、名前は硬いけど、ラノベの先駆者だったんだろうか。
ローティーンの女の子が出てくるお話、
ということで読んだのだけれど、本書の主人公・爽香は
活発、行動的、ボーイッシュと、残念ながら
今回求めているのとはちょっと違うキャラクターだった。
お話自体は可もなく不可もなく……
これしか本がなければ読むしかないわねくらいの。
真相には、最後までたどり着けなかった。
というか、読み終わってなお、
2人目の被害者が出た必然性が分からない。
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あ、ちなみに巻末の解説(by中島河太郎氏)が
まったく本書の解説になっていないです。
よその雑誌か何かに書いた記事を転用しただけなんじゃないかしら。
これにお金が出ているなんて残念すぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
杉原爽香シリーズの1作目。
主人公が毎年リアルに年を重ねていくのが新鮮でした。
15歳だった爽香ももう結婚して子供が・・・なんだか凄いシリーズですね。 -
私が初めて赤川作品を読んだのがこれでした。
あの頃「ホームズシリーズ」が大ブームで、流行に乗っかってると思われるのが嫌で、赤川作品は読まず嫌いでした。
それからしばらくして、ブームが一段落してようやく私は赤川作品を手に取りました。 その面白かったこと。 ブームもさもありなんと思いました。 今まで読まなくてごめんなさいとも思いました。 以来、杉原爽香(主人公)さんは、私のお手本です。 -
主人公が1歳づつ年を取っていくスタイルのシリーズ物です。
中学生から始まり、母親にまでなっているそうです。
全部読み終わるまでにはかなり時間がかかりそうです。 -
漫画感覚で読みました。
杉原爽香シリーズ、これから 読んでいこうと思ってます。
読みやすくて よかったです。 -
杉原爽香、中3、15歳の秋。
行方不明だった親友久代が教室で謎の死をとげた。
爽香は、久代の形見の若草色のポシェットが
他人のものとすりかわっていることに気づく。
そこには意外な真相が…!主人公爽香の魅力が光る青春ミステリー。
最後の犯人には、びっくりでした。
本の発刊と共に
1年に主人公の年齢が一つ大きくなって登場するシリーズ本。
その1年の変わりようが楽しみです。
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赤川次郎。自分の記憶を信じるなら、人生で一番初めに読んだ大人が読むような小説。1年に1回、毎年9月頃に刊行されていて、毎年読んでます。
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年に1冊。登場人物も老けていく。
意地になって買ってます。
はじめは15歳だが、いまや三十路を超えてる? -
爽香シリーズ第一弾。
主人公15歳の時から始まり、毎年シリーズが追加される。爽香も1歳ずつ年齢を重ねていくのである。
第一弾を読んでみたら面白かったので集めてみようと思っている。