龍臥亭事件: 長編推理小説 (上) (光文社文庫 し 5-27)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728892

感想・レビュー・書評

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  • よくない星回りで悩んでる女性から「岡山に行ってでっかい木の下に埋まっている手首を掘り出して供養しなくちゃいけないというお告げで出たのでついてきてください」とかいう謎の依頼を受けた石岡くんの珍道中。

    怖いものが嫌いなのにどんどん不気味な展開が続いてその度に石岡くんがこの依頼主の女性とわあわあ騒いでるのが、まあうざ可愛い。そんな末に辿り着いた閉業中の旅館、「龍臥亭」。

    着いていきなりの火事と殺人のどさくさに紛れてこの旅館に居着くことになったはいいが、隣の寺の鐘がなるたび人がどんどん死ぬ!その上死体が消えて、消えた死体の頭が川から流れてくる!何という狂乱。

    その割に、あんまりパニックになったり逆上する人もいないのが不思議な雰囲気。

    津山三十人殺しのことをチラチラ垣間見させつつ、上巻了。

    石岡おじさんがいい歳して高校生にムラムラしているのが気持ち悪いなぁ。
    どうなるのかなぁ。

  • 昔一度読んだんですが、今回はオーディブルで。
    御手洗シリーズがオーディブルで聴けるとは〜!と嬉しくなりました。
    と言いつつ、この作品は石岡さんのための物語ですね。

    不気味な舞台、謎に次ぐ謎、下巻に期待は膨らみます。 

    石岡さん、頑張ってくれ!と応援しつつ下巻へ。

  • 石岡さんも只者ではない。これこそ映画化すべき作品。

  • 御手洗が出てこないので、面白くなるのかなと不安だったが、おぞましい連続殺人、密室、謎の男、深まる闇で興味を掻き立てられた。てんこ盛りでかなり分厚い本だが、読み終えることができた。

  • 2022.06.08

  • 一応読み終わったけど、時間的にだいぶ飛び飛びで読んでいたせいか、いまいち世界観に入りきれず。

    下巻を読む前にしっかり読み直した方が後半楽しめるよ、と本能に言われている気もする。ので、たぶん読み直す。笑

    感想はそれから書こうかな。

  • 下巻にまとめます

  • <上> 1999/11/16 読了
    <下> 1999/11/23 読了

  • 図書館

  • 上下巻読了。感想は下巻で。

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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