探偵文藝傑作選 (光文社文庫 み 19-5)

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制作 : ミステリー文学資料館 
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334731182

感想・レビュー・書評

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  • 戦前の日本探偵小説。どれも味わい深く面白かったが『秘密結社脱走人にかかわる話』が足穂+探偵小説風の味わいで個人的に好み。松本泰の作品は、さすが本場イギリス遊学中に探偵小説の虜になっただけあって『P丘の殺人事件』は王道のロンドン舞台のお話。『日陰の話』は最近はやりのイヤミス風味でこれまた面白かった。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5173267.html)
    (収録作品)シャンプオオル氏事件の顛末(城昌幸)/台湾パナマ(大佛次郎)/秘密結社脱走人に係わる話(城昌幸)/夜汽車(牧逸馬)/万年筆の由来(中野圭介)/P丘の殺人事件(松本泰)/くらがり坂の怪(南幸夫)/葉巻煙草に救われた話(杜伶二)/ものを言う血(深見ヘンリイ)/毒草(江戸川乱歩)/謎(本田緒生)/指紋(古畑種基)/偶然の功名(福田辰男)/日蔭の街(松本泰)/白蝋鬼事件(米田華?)/釘抜藤吉捕物覚書(林不忘)/愛の為めに(甲賀三郎)

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